美容師の過去問
第41回 新
香粧品化学 問2
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問題
第41回 新 美容師国家試験 香粧品化学 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
香粧品に配合される油性原料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 炭化水素はクリームや口紅などに配合される。
- 炭化水素は石油から得られるもので、動植物からは得られない。
- 高級脂肪酸は炭素数の多い脂肪酸である。
- ロウ類は高級アルコールと高級脂肪酸とのエステルである。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは「炭化水素は石油から得られるもので、動植物からは得られない。」です。
炭化水素とは
炭素と水素よりなる化合物の総称です。
乳液、クリームなどの油性基材として使用されることが多いです。
よって、正しいです。
炭化水素は動植物からも得ることができます。
よって、誤りです。
炭素数の多い脂肪酸を「高級脂肪酸」といい
通常炭素数6以上のものをいいます。
よって、正しいです。
ロウとは、高級脂肪酸と高級アルコールが反応してできる
「エステル」という種類の化合物です。
よって、正しいです。
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02
炭酸水素とは有機化合物です。
動物や植物の中にも炭酸水素はあります。
例えば、スクワレン(鮫の肝油から発見された油性物質)など。
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03
炭化水素は動植物からも得られます。
【炭化水素】
クリームの主要原料として用いられます。
●鉱物性炭化水素・・・流動パラフィン、パラフィン、ワセリンなど。
●動・植物性炭化水素・・・スクワレン、プリスタンなど。
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