美容師の過去問
第41回 新
香粧品化学 問4
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問題
第41回 新 美容師国家試験 香粧品化学 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマネント・ウェーブ用剤の原理に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「カーリングロッドに毛髪を巻いて第1剤を作用させると、毛髪を形成するケラチンの架橋構造(側鎖)の( A )結合がチオグリコール酸などの( B )により切断され、次に第2剤を作用させると、含まれる( C )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( A )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
「カーリングロッドに毛髪を巻いて第1剤を作用させると、毛髪を形成するケラチンの架橋構造(側鎖)の( A )結合がチオグリコール酸などの( B )により切断され、次に第2剤を作用させると、含まれる( C )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( A )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
- A:ペプチド B:還元剤 C:アンモニア
- A:ペプチド B:酸化剤 C:臭素酸カリウム
- A:シスチン B:還元剤 C:臭素酸カリウム
- A:シスチン B:酸化剤 C:アンモニア
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは3です。
「カーリングロッドに毛髪を巻いて第1剤を作用させると
髪を形成するケラチンの架橋構造(側鎖)の( A シスチン )結合が
チオグリコール酸などの( B 還元剤 )により切断され
次に第2剤を作用させると含まれる( C 臭素酸カリウム )などの薬剤の働きにより
架橋構造にずれを生じた状態で( A シスチン )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
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02
「カーリングロッドに毛髪を巻いて第1剤を作用させると、毛髪を形成するケラチンの架橋構造(側鎖)の( シスチン )結合がチオグリコール酸などの( 還元剤 )により切断され、次に第2剤を作用させると、含まれる( 臭素酸カリウム )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( シスチン )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
【パーマネントウェーブ用剤】
●第1剤・・・シスチン結合を切断します。
・還元剤(チオグリコール酸またはその塩類、システイン、システインの塩類またはアセチルシステイン)
・アルカリ化剤(アンモニア水、エタノールアミン、炭酸水素アンモニウムなどのアンモニウム塩)
●第2剤・・・シスチン結合を再結合します。
・酸化剤(過酸化水素水、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム)
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03
「カーリングロッドに毛髪を巻いて第1剤を作用させると、毛髪を形成するケラチンの架橋構造(側鎖)の( シスチン )結合がチオグリコール酸などの( 還元剤 )により切断され、次に第2剤を作用させると、含まれる( 臭素酸カリウム )などの薬剤の働きにより架橋構造にずれを生じた状態で( シスチン )結合が復元し、ウェーブが固定される。」
1剤の還元作用によりシスチン結合を切断します。
2剤の酸化作用によりシスチン結合を再結合します。
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