美容師の過去問
第42回
人体の構造及び機能 問4
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問題
第42回 美容師国家試験 人体の構造及び機能 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、交感神経が優位なときの反応として正しいものはどれか。
- 唾液は希薄で多量に分泌する。
- 気管支は収縮する。
- 瞳孔は縮小する。
- 心拍数は増加する。
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この過去問の解説 (3件)
01
「自律神経」は交感神経と副交感神経の二つに分けられます。
【交感神経】
体を活発に活動させる時に働く神経が交感神経です。
【副交感神経】
食事中や睡眠時など体を落ち着かせている時に
強く働く神経が副交感神経です。
交感神経が優位な時
・瞳:拡大
・汗:増加
・唾液:濃厚で少量
・血圧:上昇
・胃腸:あまり働かない
・膀胱:排尿を抑制
・心拍数:増加
・気管支:拡張
副交感神経が優位な時
・瞳:収縮
・汗:減少
・唾液:希薄で多量
・血圧:下降
・胃腸:よく働く
・膀胱:排尿する
・心拍数:減少
・気管支:収縮
1、
唾液は希薄で多量に分泌する時は
副交感神経が優位な時です。
よって、誤りです。
2、
気管支が収縮するのは、副交感神経が優位な時です。
よって、誤りです。
3、
瞳孔が収縮するのは、副交感神経が優位な時です。
よって、誤りです。
4、
心拍数が増加する時は、交感神経が優位な時です。
交感神経が優位(運動をしていたり、緊張していたり)
になることで心拍数が増えます。
よって、正しいです。
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02
【自律神経】
●交感神経・・・闘争の神経で、活力を高めます。
●副交感神経・・・攻撃的な活動は抑制されます。
1 .唾液は希薄で多量に分泌する。→ 副交感神経
2 .気管支は収縮する。→ 副交感神経
3 .瞳孔は縮小する。→ 副交感神経
4 .心拍数は増加する。→ 交感神経
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03
【自律神経】
自分の意志と関係なく、刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経のことです。
交感神経と副交感神経があります。
(交感神経が優位な時)
・心臓促進
・脈拍増加
・血圧上昇
・唾液は濃厚で少量
・消化管機能抑制
・瞳孔拡大
・気管支拡張
(副交感神経が優位な時)
・心臓抑制
・脈拍減少
・血圧下降
・唾液は希薄で多量
・消化管機能亢進
・瞳孔縮小
・気管支収縮
1、
唾液が薄く大量に出てくるのは、副交感神経が優位な時です。
よって、違います。
2、
気管支が収縮するのは、副交感神経が優位な時です。
よって、違います。
3、
瞳孔が収縮するのは、副交感神経が優位な時です。
よって、違います。
4、
心拍数が増加するのは、交感神経が優位な時です。
交感神経が優位だと、心臓が促進され脈拍が増え心拍数が増えます。
よって、これが正しいです。
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