美容師の過去問
第42回
香粧品化学 問4
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問題
第42回 美容師国家試験 香粧品化学 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマ剤の有効成分に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「二浴式のパーマ剤は、( A )のような( B )を有効成分とする第1剤と、( C )のような( D )を有効成分とする第2剤からなる。」
「二浴式のパーマ剤は、( A )のような( B )を有効成分とする第1剤と、( C )のような( D )を有効成分とする第2剤からなる。」
- A:臭素酸ナトリウム B:還元剤 C:チオグリコール酸 D:酸化剤
- A:臭素酸ナトリウム B:酸化剤 C:チオグリコール酸 D:還元剤
- A:チオグリコール酸 B:還元剤 C:臭素酸ナトリウム D:酸化剤
- A:チオグリコール酸 B:酸化剤 C:臭素酸ナトリウム D:還元剤
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この過去問の解説 (3件)
01
【二浴式パーマ剤】とは、
1剤で毛髪のシスチン結合を切断して、2剤で切断したシスチン結合を再結合します。
1剤はシスチン結合を切断する還元剤が入っています。
還元剤・・・チオグリコール酸、システイン
2剤は切断したシスチン結合を再結合する酸化剤が入っています。
酸化剤・・・臭素酸ナトリウム、過酸化水素
A
チオグリコール酸
B
還元剤
C
臭素酸ナトリウム
D
酸化剤
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02
パーマネントウェーブ剤は
「酸化剤」と「還元剤」からなります。
酸化剤でシスチン結合を切断し、還元剤で再結合します。
このように第1剤(還元剤)と第2剤(酸化剤)によるパーマ剤を
「二浴式」とよびます。
第1剤のみで酸化剤を用いず
空気酸化によるシスチン結合の形成をさせるタイプは
「一浴式」とよびます。
また、1剤にはアルカリ剤というものも含まれており
還元剤の効果をアップさせる役割があります。
(アンモニア、エタノールアミン)
還元剤:チオグリコール酸、システイン など
酸化剤:過酸化水素水、臭素酸ナトリウム など
A、
チオグリコール酸
B、
酸化剤
C、
臭素酸ナトリウム
D、
酸化剤
が当てはまります。
「二浴式のパーマ剤は
(A、チオグリコール酸 )のような
(B、還元剤 )を有効成分とする第1剤と
(C、臭素酸ナトリウム )のような
(D、酸化剤 )を有効成分とする第2剤からなる。」
が正解です。
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03
「二浴式のパーマ剤は、( チオグリコール酸 )のような( 還元剤 )を有効成分とする第1剤と、( 臭素酸ナトリウム )のような( 酸化剤 )を有効成分とする第2剤からなる。」
【パーマネントウェーブ用剤】
●第1剤・・・シスチン結合を切断
・還元剤(チオグリコール酸またはその塩類、システイン、システインの塩類またはアセチルシステイン)
・アルカリ化剤(アンモニア水、エタノールアミン、炭酸水素アンモニウムなどのアンモニウム塩)
●第2剤・・・シスチン結合を再結合
・酸化剤(過酸化水素水、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム)
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