美容師の過去問
第42回
文化論及び美容技術理論 問8
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問題
第42回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマネントウェーブ技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 根元の新生部は、毛先に比べパーマがかかりやすい。
- あらかじめ毛髪に第1剤を塗布し、ワインディング後に再び第1剤を塗布する方法を水巻きという。
- かかりすぎるおそれのある毛髪には、つけ巻きが適している。
- カラーリングや残存ウェーブがあるところには、状態に応じてトリートメント剤を塗布して第1剤の作用をセーブする。
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この過去問の解説 (3件)
01
1、
根元の新生部はパーマがかかりにくく
毛先はパーマがかかりやすいです。
よって
(パーマがかかりやすい)
→(パーマがかかりにくい)の誤りです。
2、
パーマネントウェーブにはいくつか種類があります。
水巻き:毛髪をウェットヘアにした状態で
ワインディング後、1液を塗布する方法です。
つけ巻き:あらかじめ毛髪に1液を塗布し
ワインディング後に再び1液を塗布する方法です。
トリートメント巻き:
かかり過ぎる恐れのある毛髪に行います。
カラーリングや残存ウェーブがあるところに
状況に応じてトリートメントを塗布し
薬液の作用をセーブする方法です。
あらかじめ毛髪に第1剤を塗布し
ワインディング後に再び第1剤を塗布する方法は
水巻きではなく「つけ巻き」です。
よって
(水巻き)→(つけ巻き)の誤りです。
3、
かかりすぎるおそれのある毛髪には
つけ巻きではなく「トリートメント巻き」が適しています。
よって
(つけ巻き)→(トリートメント巻き)の誤りです。
4、
カラーリングや残存ウェーブがあるところは
パーマがかかりやすくなっているため
状態に応じてトリートメント剤を塗布して第1剤の作用をセーブします。
よって、正しいです。
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02
正解は4です。
1 .根元の新生部は、毛先に比べパーマがかかりにくいです。 毛先は日光やその他の条件(パーマネントウェーブ、カラーリング、シャンプーなど)によってかかりやすいです。
2、3の解説
●水巻き・・・ウェットヘアの状態でワインディング後、1剤を塗布する方法。
●つけ巻き・・・あらかじめ毛髪に1剤を塗布し、ワインディング後に再び1剤を塗布する方法。
●トリートメント巻き・・・トリートメントを塗布し薬液の作用をセーブする方法。かかりすぎるおそれのある毛髪に行います。
4 .カラーリングや残存ウェーブがあるところには、状態に応じてトリートメント剤を塗布して第1剤の作用をセーブします。
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03
【毛質によるパーマネントウェーブ技術】
(パーマネントウェーブがかかりにくい)
・硬毛の毛質
・撥水性の毛質
・つやのある健康毛
・根本部分
(パーマネントウェーブがかかりやすい)
・軟毛の毛質
・吸水性の毛質
・損傷のあるダメージ毛
・毛先部分(主にパーマやカラーなどをしている部分)
1、
根本の新生部は、パーマがかかりにくい部分です。
よって、(かかりやすい)→(かかりにくい)の間違いです。
2、
あらかじめ毛髪に第1剤を塗布し、ワインディング後に再び第1剤を塗布する方法は、つけ巻きと言います。
水巻きは、毛髪をウェットヘアの状態でワインディング後、1剤を塗布する方法です。
よって、(水巻き)→(つけ巻き)の間違いです。
3、
かかりすぎるおそれのある毛髪には、トリートメント巻きが適しています。
つけ巻きは、あらかじめ毛髪に第1剤を塗布し、ワインディング後に再び第1剤を塗布する方法です。
よって、(つけ巻き)→(トリートメント巻き)の間違いです。
4、
カラーリングや残存ウェーブがあるところは、パーマがかかりやすいです。
トリートメント剤を塗布して第1剤の作用が強く出過ぎないようにコントロールします。
よって、正しいです。
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