美容師の過去問
第45回
文化論及び美容技術理論 問2

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問題

第45回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

昭和時代に流行した髪型に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ウルフカットは、襟足を長めにして段々に削いでいくため段カットともよばれた。
  • セシールカットは、映画「ローマの休日」のヒロインの髪型である。
  • ソバージュは、髪全体に細かくパーマをかけてウェーブをつけた髪型である。
  • 聖子ちゃんカットは、前髪は目に掛かるか掛からないほどにし、サイドは後ろへ流す髪型である。

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この過去問の解説 (3件)

01

解答:2

解説:

1.正

ウルフカットは、襟足を長めにして段々に削いでいき、下部にレイヤーを入れることで襟足部分を軽く仕上げる髪型を言い、襟足のレイヤー部分が狼の毛先に似ていることから、ウルフカットと呼ばれるようになりました。

2.誤

セシールカットは、で映画「悲しみよこんにちは」でジーン・セバーグが演じた女主人公セシールの髪形を言い、髪全体を極端に短くカットしたものです。映画「ローマの休日」のヒロインを演じたオードリー・ヘプバーンの髪型は「ヘップバーンカット」です。

3.正

ソバージュは、髪全体に細かくパーマをかけてウェーブをつけた髪型であり「ソバージュ」とは、フランス語で「野生の」を意味し、1980年代頃に流行した髪型です。

4.正

聖子ちゃんカットは、前髪は目に掛かるか掛からないほどにし前髪で眉を隠し、サイドは後ろへ流し、バックを軽く内巻きにした、肩上5センチから肩下3センチくらいまでの長さのレイヤーカットの髪型です。

参考になった数13

02

昭和時代は、有名人の影響によって流行した髪型がいくつかあります。

選択肢1. ウルフカットは、襟足を長めにして段々に削いでいくため段カットともよばれた。

ウルフカットは、1970年ごろに流行し、襟足を長めにして段々に削いでいく髪型です。

 

よって正しいです。

選択肢2. セシールカットは、映画「ローマの休日」のヒロインの髪型である。

映画「ローマの休日」のヒロインの髪型は、セシールカットではなく、ヘップバーンカットです。主演女優の、オードリーヘップバーンが由来です。

 

よって誤りです。

選択肢3. ソバージュは、髪全体に細かくパーマをかけてウェーブをつけた髪型である。

ソバージュは、髪全体の根元から毛先まで細かいウェーブをつけている髪型です。

 

よって正しいです。

選択肢4. 聖子ちゃんカットは、前髪は目に掛かるか掛からないほどにし、サイドは後ろへ流す髪型である。

聖子ちゃんカットは、歌手の松田聖子が当時していた髪型で、目に掛からないほどの前髪に、サイドは後ろに流しているのが特徴です。

 

よって正しいです。

まとめ

髪型は図で見た方が分かりやすいので、勉強時に絵や写真で確認しておきましょう。

参考になった数0

03

文化論に関する問題です。

選択肢1. ウルフカットは、襟足を長めにして段々に削いでいくため段カットともよばれた。

・・・・正しい文章です。

選択肢2. セシールカットは、映画「ローマの休日」のヒロインの髪型である。

・・・・1958年公開の映画「悲しみよこんにちは」の主人公の髪型から流行しました。TOPから前髪まで短く、ベリーショートの中でも特に短いスタイルを指します。よって、誤った文章です。

選択肢3. ソバージュは、髪全体に細かくパーマをかけてウェーブをつけた髪型である。

・・・・正しい文章です。

選択肢4. 聖子ちゃんカットは、前髪は目に掛かるか掛からないほどにし、サイドは後ろへ流す髪型である。

・・・・正しい文章です。

まとめ

よって、【セシールカットは、映画「ローマの休日」のヒロインの髪型である。】が誤った文章でこの問の正解になります。

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