美容師の過去問
第46回
文化論及び美容技術理論 問3
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問題
第46回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
次の着物のうち、一つ紋を付けることによって、女性の準礼装となるものはどれか。
- 紬(つむぎ)
- 江戸小紋
- 浴衣
- 紗袷(しゃあわせ)
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この過去問の解説 (3件)
01
女性の準礼装についての問題です。
代表的な着物の準礼装・・・訪問着(紋付)、付け下げ、色無地(紋付)
代表的な着物のカジュアル着・・・小紋、紬、紗袷
小紋 小さい模様を上下の方向に関係なく布地全体に施した着物
★江戸小紋は一つ紋を付けると、色無地と同格の準礼装になります。
紬 紬糸で織られた絹織物
★高級品でも礼装や準礼装にはなりません。
紗袷 絽と紗、もしくは紗を2枚合わせに仕立てた着物
紬(つむぎ)・・・✕
高級品でも礼装や準礼装にはならないので、誤った選択肢です。
江戸小紋・・・〇
正しい選択肢です。
浴衣・・・✕
誤った選択肢です。
紗袷(しゃあわせ)・・・✕
誤った選択肢です。
【江戸小紋】が正解です。
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02
美容技術理論に関する問題です。
✕・・・・誤った選択肢です。
◯・・・正しい選択肢です。
✕・・・・誤った選択肢です。
✕・・・・誤った選択肢です。
よって、【江戸小紋】が正解になります。
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03
文化論の中から、着物に関する問題です。「一つ紋を付ける」という文言に注意しながら、正しい選択肢を選びましょう。
紬は、紬糸を使った先染めの織物で、非常に丈夫なために、古くから普段着として着られてきました。従って、紬は準礼装には適しません。
江戸小紋は一つ紋をつけることで、準礼装になります。
和装の準礼装には江戸小紋の他に、振袖、付け下げや訪問着などがあります。
浴衣は街着や普段着として、ちょっとした外出向けの着物です。浴衣はその中でも、最もカジュアルなものに分類されるので、準礼装には適しません。
紗袷(しゃあわせ)は、薄い二枚の生地で仕立てられた着物です。その通気性の良さから、着られる時期が限定されています。
着物の略礼装では、一つ紋を付けることで準礼装となる江戸小紋や、一つ紋を付けて格式ある帯と合わせることで準礼装となる色無地など、条件がそれぞれ異なるの場合があるで注意が必要です。
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