美容師の過去問
第46回
文化論及び美容技術理論 問9

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問題

第46回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

パーマネントウェーブ技術に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 中間リンスは、役割を終えた第2剤を洗い流すために行う。
  • ロッドアウト後のプレーンリンスは、ぬるま湯で手早く簡単にすませる。
  • アフターリンスの目的の1つには、酸性成分を中和し毛髪を膨潤させるということがある。
  • アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

パーマネントウェーブ技術についての問題です。

選択肢1. 中間リンスは、役割を終えた第2剤を洗い流すために行う。

中間リンスは、役割を終えた第2剤を洗い流すために行う。・・・

 役割を終えた第1剤を洗い流すために行うので、誤った文章です。

 

選択肢2. ロッドアウト後のプレーンリンスは、ぬるま湯で手早く簡単にすませる。

ロッドアウト後のプレーンリンスは、ぬるま湯で手早く簡単にすませる。・・・

 プレーンリンスとは、ぬるま湯で2剤を洗い流す作業で、残っていると髪のダメージにつながるためしっかり流すのが望ましいので、誤った文章です。

 

選択肢3. アフターリンスの目的の1つには、酸性成分を中和し毛髪を膨潤させるということがある。

アフターリンスの目的の1つには、酸性成分を中和し毛髪を膨潤させるということがある。・・・

 アフターリンスはアルカリ性になっている毛髪を中和させ、膨潤した毛髪を元に戻すので、誤った文章です。

 

選択肢4. アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。

アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。・・・

 正しい文章です。

 

まとめ

【アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。】が正解です。

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02

美容技術理論から、パーマネントウェーブ技術に関する問題です。

 

【パーマの施術手順】

毛髪診断

シャンプー

ロッド巻き

第一剤塗布(酸化剤使用・チオグリコール酸など)

中間水洗

第二剤塗布(還元剤・臭素酸ナトリウムや過酸化水素など)

アフターリンス

 

施術手順とその注意点を踏まえ、正しい選択肢を選びましょう。

選択肢1. 中間リンスは、役割を終えた第2剤を洗い流すために行う。

中間リンスは、第1剤を洗い流すために行います。

選択肢2. ロッドアウト後のプレーンリンスは、ぬるま湯で手早く簡単にすませる。

ロッドアウト後のプレーンリンスは、よく洗い流す必要があります。

選択肢3. アフターリンスの目的の1つには、酸性成分を中和し毛髪を膨潤させるということがある。

アフターリンスを行う際に使う酸性リンスには、アルカリに傾いた毛髪を中和し、膨潤した毛髪を健康な状態に戻す効果があります。

選択肢4. アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。

アフターリンスには、施術中に脱脂した毛髪の油分をヘアトリートメントで補う効果があります。

まとめ

パーマは出題範囲も広く、様々な形で出題されます。パーマの手順から、使われる溶剤の種類・効果までしっかりと覚えましょう。

参考になった数0

03

美容技術理論に関する問題です。

選択肢1. 中間リンスは、役割を終えた第2剤を洗い流すために行う。

・・・・誤った記述です。中間リンスは、1液を洗い流すために行います。

選択肢2. ロッドアウト後のプレーンリンスは、ぬるま湯で手早く簡単にすませる。

・・・・誤った記述です。ロッドアウト後は、薬液が髪に残らないようしっかりと洗い流します。

選択肢3. アフターリンスの目的の1つには、酸性成分を中和し毛髪を膨潤させるということがある。

・・・・誤った記述です。アフターリンスは、アルカリ性に傾いている毛髪を中和し、膨潤した毛髪を健康な毛髪に戻す目的があります。

選択肢4. アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。

・・・・正しい記述です。

まとめ

よって、【アフターリンスの目的の1つには、施術中に脱脂した油分をヘアトリートメントで補うということがある。】が正しい記述です。

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