美容師の過去問
第47回
関係法規・制度及び運営管理 問8

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第47回 美容師国家試験 関係法規・制度及び運営管理 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

美容所の経営についての税金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 所得税や法人税は、利益が出ているときに納める税金である。
  • 雇用主は、従業員の給与から源泉所得税を預かり、原則翌月10日までに税務署に納める。
  • 固定資産税は、経営がうまくいかず損失が出ている場合には、納付が免除される税金である。
  • 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

美容師に関わる、税金についての問題です。

税金にもたくさん種類がありますが、ここでの問題で重要なものが以下の通りです。

所得税・法人税

 個人経営の場合は個人所得税が、会社経営の場合は法人所得税がかかります。

 利益が出ている時に支払う税です。 

源泉所得税

 雇用主が従業員の給与から預かり、原則翌月10日までに支払います

固定資産税

 土地・建物・償却資産の所有者は支払いをしなければいけません。

 利益が出ていない時でも支払わなければいけない税です。 

これら以外にも納める税金はありますが、納めるべき税金の申告や納税を怠ると

追加の税が課せられます。

選択肢1. 所得税や法人税は、利益が出ているときに納める税金である。

正しい文章です。

選択肢2. 雇用主は、従業員の給与から源泉所得税を預かり、原則翌月10日までに税務署に納める。

正しい文章です。

選択肢3. 固定資産税は、経営がうまくいかず損失が出ている場合には、納付が免除される税金である。

固定資産税は所有しているものに対してかかる税なので、赤字の場合でも支払わなければいけません。

よって免除されることはないので、誤った文章です。

選択肢4. 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

正しい文章です。

まとめ

【固定資産税は、経営がうまくいかず損失が出ている場合には、納付が免除される税金である。】という文章が誤った文章なので、

この問の正解です。

参考になった数13

02

税金に関する問題です。

選択肢1. 所得税や法人税は、利益が出ているときに納める税金である。

正しい文章です。

所得税・・・会社からの給料や商売をして利益が出たときにかかる税金です。

法人税・・・法人の所得にかかる税金です。

選択肢2. 雇用主は、従業員の給与から源泉所得税を預かり、原則翌月10日までに税務署に納める。

正しい文章です。

雇用主は、原則として給与などを支払った月の翌月10日までに支払います

選択肢3. 固定資産税は、経営がうまくいかず損失が出ている場合には、納付が免除される税金である。

誤った文章です。

固定資産税とは土地や建物にかかる税金のため、損失が出ている場合でも支払いが免除になることはありません。

選択肢4. 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

正しい文章です。

まとめ

✕・・・・固定資産税は、経営がうまくいかず損失が出ている場合には、納付が免除される税金である。

◯・・・・固定資産税とは土地や建物にかかる税金のため、損失が出ている場合でも支払いが免除になることはありません。

参考になった数4

03

美容所の運営管理から、税金に関する問題です。

選択肢1. 所得税や法人税は、利益が出ているときに納める税金である。

所得税個人や法人が得た所得に対して課税され、法人税企業の利益に対して課税されます。

選択肢2. 雇用主は、従業員の給与から源泉所得税を預かり、原則翌月10日までに税務署に納める。

雇用主が従業員の給与から源泉徴収した所得税および復興特別所得税は、給与を支払った月の翌月10日までに納税します。

選択肢3. 固定資産税は、経営がうまくいかず損失が出ている場合には、納付が免除される税金である。

固定資産とは、住宅や土地などの固有資産にかかる税金です。所有者は自身の収入額に関わらず、支払う義務が生じます。

選択肢4. 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

申告納税しなければならない者が、税金を適切に納めなかったり、その申告を怠った場合には、罰則として追徴課税されることがあります。

まとめ

税金に関する問題では、源泉徴収の仕組みについて問われることが多いので、しっかりと覚えておきましょう。

参考になった数2