美容師の過去問 第47回 衛生管理技術 問1
この過去問の解説 (2件)
衛生管理(消毒法)に関する問題です。
紫外線消毒とは、殺菌力の強い波長に属する253.7ナノメートル内外の紫外線を人工的に照射する消毒方法です。
・1c㎡あたり85μw以上の紫外線を20分以上照射します。
・紫外線消毒は表面しか消毒ができないため、ハサミやクシなどに付着している汚れを取り除いてから器具を重ならないようにして並べ、紫外線を照射します。
・紫外線ランプは3千時間で取り替える必要があります。
・日光の紫外線では完全な消毒は期待できません。また、紫外線は透明なガラスでも遮蔽されることに注意が必要です。
<長所>
・あらゆる種類の微生物に対して有効です。
・被消毒物に臭い移りの心配がありません。
・真菌(カビ)や芽胞を殺菌できます。
・被消毒物を傷める心配がほとんどありません。
<短所>
・表面の消毒しかできず、深部や陰になっている部分の消毒ができないため、タオルやケープなど布片類の消毒には適しません。
・プラスチックの種類によっては劣化させてしまうおそれがあります。
・血液付着及び疑いがある器具の消毒には使えません。
・目や皮膚、粘膜に直接照射を受けると有害です。
✕・・・表面の消毒しかできず、深部や陰の消毒はできないため、布片類の消毒には適していないので誤った文章です。
◯・・・正しい文章です。
◯・・・正しい文章です。
◯・・・正しい文章です。
紫外線消毒は、表面の消毒しかできず、深部や陰の消毒はできないため、布片類の消毒には適していません。
よって「タオルやケープなどの布片類の消毒に適している。」というのが誤った文章で、この問での正解になります。
衛生管理(消毒法)についての問題です。
【 紫外線消毒 】
・殺菌力の強い波長に属する253.7nm内外の紫外線を人工的に照射
・1㎠あたり85μW(マイクロワット)以上の紫外線を照射
・連続して20分間以上照射
・ハサミやくしなどに付着している汚れを取り除いてから、器具を重ならないように並べ、紫外線を照射
・日光の紫外線では完全な消毒は期待できない、紫外線は透明なガラスでも遮蔽される
・紫外線灯は、2000~3000時間で出力が低下するので取り替える必要がある
短所
・物体の表面だけしか作用せず、その深部や陰の部分は消毒できない(タオルやケープなど布片類の消毒には適さない)
・プラスチックの種類によっては劣化させることがある
・目やその他の皮膚、粘膜に直接照射を受けると害がある
・血液付着及びその疑いのある器具(カミソリなど)の消毒には使えない
長所
・あらゆる種類の微生物に対して有効
・紫外線は、真菌(カビ)や芽胞に対する殺菌効果がある
・被消毒物をほとんど傷めることがなく、臭いがつかない
タオルやケープなどの布片類の消毒に適している。
物体の表面だけしか作用せず、その深部や陰の部分は消毒できないので
誤った文章です。
正しい文章です。
正しい文章です。
正しい文章です。
【タオルやケープなどの布片類の消毒に適している。】は誤った文章なので、
この問の正解です。
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