美容師の過去問 第47回 香粧品化学 問2
この過去問の解説 (2件)
香粧品(香粧品用原料)に関する問題です。
油性原料の種類
◆脂肪酸エステル:油脂・ロウなど、保湿剤として用いられます。
・油脂:動物油脂(ミンク油、肝油(スクワレン))と、植物油脂(オリーブ油、ツバキ油)に分けられます。
・ロウ:動物ロウ(ミツロウ、オレンジラフィー油)と、植物ロウ(ホホバ油)があります。
◆炭化水素 :マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、セレシン、スクワラン
◆シリコーン:メチルポリシロキサン
◯・・・・正しい組み合わせです。
◯・・・・正しい組み合わせです。
◯・・・・正しい組み合わせです。
✕・・・・ワセリンの原料は炭化水素のため、誤った組み合わせです。
よって、«シリコーン油 ―― ワセリン»の組み合わせが誤った組み合わせであり
この問の正解になります。
香粧品に使用される油性原料についての問題です。
《主な種類》
・脂肪酸エステル(油脂、ロウ類など)・・・主に保湿剤として用いられます。
油脂にはオリーブ油、ミンク油などがありクリームや乳液などに配合されます。
ロウ類にはホホバ油、ミツロウなどがありクリームやボディオイル、口紅などに配合されます。
・炭化水素・・・保湿剤、乳化剤、噴射剤などで用いられます。
ワセリン、スクワレン、マイクロクリスタリンワックスなどがありクレンジングクリームや口紅などに配合されます。
・シリコーン油・・・撥水性や光沢、滑性をもち、スタイリング剤やシャンプー、コンディショナーなどに配合されます。
油脂 ――オリーブ油・・・〇
ロウ類 ――ホホバ油・・・〇
炭化水素 ――マイクロクリスタリンワックス・・・〇
シリコーン油 ―― ワセリン・・・✕
ワセリンは炭化水素なので、誤った組み合わせです。
【シリコーン油 ――― ワセリン】が誤った組み合わせなので、
この問での正解です。
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