美容師の過去問
第48回
関係法規・制度及び運営管理 問8
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問題
第48回 美容師国家試験 関係法規・制度及び運営管理 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
国民年金制度に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 老齢基礎年金は、保険料納付済期間によって給付額が異なる。
- 遺族基礎年金は、被保険者が死亡した場合に、一定の要件に該当する遺族に支給される。
- 国民年金の第1号被保険者(自営業者等)の保険料は、所得が高いほど高額となる。
- 付加保険料を納付することで付加年金が支給される制度が設けられている。
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この過去問の解説 (3件)
01
年金に関する問題は、よく国民年金と厚生年金の内容を入れ替えるようなかたちで誤答選択肢がつくられています。
それぞれの被保険者、給付、保険料の特徴をおさえましょう。
国家試験に限らず、今後の日常生活にも役立つ部分です。
老齢基礎年金の金額は、保険料納付済期間、保険料免除期間の月数などによって決定します。
よって、その期間が異なれば、当然支給額も変わってきます。
老齢基礎年金は、65歳に達したときに支給が開始されます。
遺族基礎年金は、死亡した被保険者が生計を維持していた、子のいる配偶者または子に支給されますが、保険料納付に関する要件があります。
また、配偶者は、一定の収入要件を満たす必要があり、原則、子と同居していなければいけません。
国民年金の場合、第1号被保険者の保険料は、所得にかかわらず一定です。
厚生年金の場合は、所得が保険料に影響してきます。
第1号被保険者と任意加入被保険者は、月額400円の付加保険料を納付することができます。
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02
日本国に在住の20歳以上60歳未満は、国民年金保険料を納める義務があります。
仕組みをおさえて問題に取り組みましょう。
老齢基礎年金の計算式は、その年の老齢基礎年金満額×保険料納付済月数÷480月です。
よって正しいです。
遺族基礎年金は、扶養者を失ってしまったの遺族の生活を守るために支給される年金です。
国民年金の被保険者であるとき・・・など4つの要件のいずれかに当てはまる場合を対象とします。
よって正しいです。
国民年金の第1号被保険者の保険料は、将来の老齢基礎年金額を増やすために、加えて付加保険料を払うことも可能ですが、原則、所得にかかわらず、定額です。
よって誤りです。
上の問題で説明したように、本来の保険料に上乗せして保険料を払うことによって、受け取る年金の額を増やすことができます。
よって正しいです。
国民年金は国家試験対策のためだけではなく、将来のために身につけておいた方が良い知識です。詳しい計算式等は覚える必要はありませんが、何の保険料を払うことによって、どの年金を受け取ることが出来るのか、学んでおきましょう。
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03
関係法規に関する問題です。
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
✕・・・・誤った文章です。正しくは、第一号被保険者の保険料は、所得に関わらず原則一定となります。
◯・・・・正しい文章です。
よって、【国民年金の第1号被保険者(自営業者等)の保険料は、所得が高いほど高額となる。】が誤った文章でこの問の正解になります。
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