美容師の過去問
第48回
公衆衛生・環境衛生 問1
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問題
第48回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
保健所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 地域における公衆衛生の第一線機関である。
- 感染症の予防や精神保健、難病に関する事業を実施している。
- 食品衛生関係施設の監視や指導を実施している。
- 介護認定審査会が設置されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
何が保健所の仕事で何が市町村等の仕事かをしっかり分けて覚えましょう。
保健所については関係法規の教科書にも記載があるため、あわせて確認しておくとより理解が深まります。
ここでは特にポイントとなる部分を解説しています。
1947年新しい保健所法が制定され、これによって保健所は衛生行政機能もあわせもつ、地域における公衆衛生の第一線機関として強化されました。
これらは、保健所の管轄です。
特に感染症予防については、新型コロナウイルスの流行によってここ数年、ニュースなどでも保健所の話を耳にすることは多かったのではないでしょうか。
届出が必要な感染症の患者が発生した場合、都道府県知事にこれを届け出る必要がありますが、このときには保健所を経由して提出されます。
精神保健についても、精神疾患の予防対策や広報活動、精神障害者の社会復帰支援などを行っています。
食品衛生や環境衛生、医事などの衛生行政に関することは、保健所の管轄で、これに関する事業を行っています。
介護認定審査会は、市町村に設置されています。
介護保険のサービスを利用するためには、この介護認定審査会の認定が必要です。
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02
保健所には、理容院・美容院などの事業者に対して、衛生基準を満たしているかどうかの監視や指導を目的とした立入検査を行う環境衛生監視員が配置されています。このように、理容院・美容院にとって保健所は関わりの深いものであるといえます。
保健所は地域の公衆衛生活動(国民の健康を保持、増進させるための活動)の中心機関です。
よって正しいです。
保健所の基本事業14項目に上記はすべて含まれています。ちなみに感染症の予防とはエイズ、結核、伝染病、その他の疾病のことを指します。
よって正しいです。
上記にも記した保健所の基本事業14項目に、栄養の改善及び食品衛生に関する事項があります。
よって正しいです。
介護認定審査会は、市町村の付属機関として設置します。
よって誤りです。
保健所の基本事業14項目をすべて覚える必要はありませんが、上記の問題文にあるように、同じ内容なのに言い換えた文章で混乱しないよう、どういう事を書いているかは理解しておきましょう。
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03
公衆衛生・環境衛生に関する問題です。
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
✕・・・・誤った文章です。正しくは市町村に設置されています。
よって、【介護認定審査会が設置されている。】が誤った文章でこの問の正解になります。
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