美容師の過去問 第48回 人体の構造及び機能 問2
この過去問の解説 (3件)
黄色骨髄と赤色骨髄は最低限覚えましょう。
造血作用を失った骨髄が黄色骨髄です。
黄色骨髄は年齢とともに増えていきます。
造血作用をもっている骨髄が赤色骨髄です
乳児の骨髄は、すべて赤色骨髄です。
緻密質の内側にあります。
海綿状のすき間は、骨髄によって満たされた状態になっています。
骨の外側をつくる、周囲のかたい部分を緻密質といいます。
血管の通路であるハヴァース管は、この緻密質にあります。
人体の構造及び機能に関する問題です。
造血作用とは
赤血球、白血、血小板を作る働きのこと。
✕・・・・誤った選択肢です。黄色骨髄に造血作用はありません。赤色骨髄が年齢を経るにしたがって造血機能を失い、脂肪化した骨髄は脂肪の黄色い色に変わるため黄色骨髄と呼ばれます。
◯・・・・正しい選択肢です。
✕・・・・誤った選択肢です。海綿質は緻密骨の内側にあり、海綿状のすき間には骨髄があります。骨の内部に存在するスポンジのような構造の骨の層です。
✕・・・・誤った選択肢です。骨の外郭で密度の高い部分です。
よって、【赤色骨髄】が正しい選択肢です。
骨髄に存在する造血幹細胞が働くことで、血液が作られています。選択肢を見ていきましょう。
赤色骨髄が成長とともに置きかわったものです。造血作用はなく、脂肪細胞、軟骨、骨を作ります。
よって誤りです。
造血作用のある骨髄です。赤血球、白血球、血小板を作ります。
よって正しいです。
骨の内部にある、網目状のスポンジのような部分のことです。このスポンジの隙間に詰まっているのが造血作用のある骨髄です。
よって誤りです。
骨の固い表面部分のことを指します。骨皮質とも呼ばれます。
よって誤りです。
黄色骨髄と赤色骨髄で迷ったときは、血液の色が赤=赤色骨髄というように連想する形で覚えておきましょう。
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