美容師の過去問
第48回
人体の構造及び機能 問3
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問題
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この過去問の解説 (3件)
01
交感神経は、運動中などの体が活発に動いている時に作用する神経です。これとは反対に、睡眠中などリラックスした状態で作用する神経が副交感神経です。
運動中の体や、休憩中の体はどのような状態か、想像しながら問題を見ていきましょう。
心筋が収縮するのは、交感神経が興奮した時です。
よって誤りです。
皮膚血管の平滑筋が収縮するのは、交感神経が興奮した時です。
よって誤りです。
気管支の平滑筋が収縮するのは、副交感神経が興奮した時です。
よって正しいです。
立毛筋が収縮するのは、交感神経が興奮した時です。
よって誤りです。
上に記したように、副交感神経が優位にたつのは夜の睡眠中などです。就寝中に咳が出やすい経験をした人もいるのではないでしょうか。これは、副交感神経の働きによって気管支が狭くなってしまうことが理由とされます。
選択肢だけをみると迷ってしまいそうですが、交感神経が優位な時と、副交感神経が優位な時とでは、身体の状況は異なります。自身の経験と共に考えれば、問題に取り組みやすくなるでしょう。
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02
教科書の表を確認しておきましょう。
交感神経は闘争の神経であることを覚えておくと、闘争のときのからだの状態のイメージから、どちらの神経がどんな効果を及ぼすかがわかりやすいと思います。
心筋は、交感神経によって収縮力が増加し、副交感神経によって抑制されます。
皮膚血管の平滑筋は、交感神経によって収縮し、副交感神経によって拡張します。
交感神経は闘争の神経なので、外傷による出血に備えるために収縮させます。
気管支の平滑筋は、交感神経によって拡張され、副交感神経によって収縮します。
持久走(闘争状態)のときに気管支が収縮してしまったら、呼吸が苦しくなってしまうため、交感神経によって気管支が拡張されます。
立毛筋は、交感神経によって収縮します。
立毛筋は、副交感神経による効果がありません。
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03
人体の構造及び機能に関する問題です。
副交感神経とは
リラックスしたときに働く神経。交感神経の逆の動きをする。
✕・・・・誤った選択肢です。副交感神経により抑制されます。
✕・・・・誤った選択肢です。副交感神経により拡張します。
◯・・・・正しい選択肢です。副交感神経により収縮します。
✕・・・・誤った選択肢です。立毛筋は交感神経の興奮により収縮します。
よって、【気管支の平滑筋】が正しい選択肢です。
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