美容師の過去問
第48回
人体の構造及び機能 問4

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問題

第48回 美容師国家試験 人体の構造及び機能 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次の眼の構造のうち、瞳孔に入る光の量を調節する絞りの働きをするものはどれか。
  • 角膜
  • 虹彩
  • 硝子体
  • 毛様体

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この過去問の解説 (3件)

01

何がどんな機能にかかわっているのかを覚えておきましょう。

眼球は、カメラのようなつくりになっています。

選択肢1. 角膜

眼球の正面中央部の透明な膜を角膜といいます。

光は角膜を介してのみ、眼球内部に侵入します。

選択肢2. 虹彩

虹彩は角膜の後方にあります。

瞳孔に入る光量を調節する、カメラでいう絞りのようなはたらきをしています。

選択肢3. 硝子体

硝子体は、寒天状の透明な物質で、水晶体と網膜包まれた内腔にあります。

選択肢4. 毛様体

毛様体は、水晶体の調節にかかわっています。

水晶体の厚さを調節することによって、遠近調節を行っています。

参考になった数15

02

人体の構造及び機能についての問題です。

この問の要点

角膜・・・眼球正面外側の無色透明な膜。角膜からしか光は眼球内部に入らない。

虹彩・・・瞳孔に入る光の量を調節する部分。

硝子体・・水晶体と網膜に囲まれた透明な物質。

毛様体・・毛様小帯を介して水晶体をひっぱり遠近調節を行っている。

選択肢1. 角膜

・・・・誤った選択肢です。

選択肢2. 虹彩

・・・・正しい選択肢です。

選択肢3. 硝子体

・・・・誤った選択肢です。

選択肢4. 毛様体

・・・・誤った選択肢です。

まとめ

よって、【虹彩】が正しい選択肢です。

参考になった数5

03

瞳孔は、明るい場所では小さくなり、暗い場所では大きくなる、瞳と言われる部分のことです。

選択肢1. 角膜

角膜は、細菌などの病原体の侵入を防ぎ、光の屈折を助け、網膜に焦点を合わせる働きをします。

よって誤りです。

選択肢2. 虹彩

虹彩は、環境下によって瞳孔の大きさを変え、光の量の調節をする、カメラのシボリのような働きをします。

よって正しいです。

選択肢3. 硝子体

硝子体は、ゼリー状で、眼球の形状を保ち、網膜を守るクッションのような働きをします。また、水晶体からの光線を網膜まで届けます。

よって誤りです。

選択肢4. 毛様体

毛様体は、毛様体筋によって物を見る際に遠近を調節し、ピントを合わせる働きをします。

よって誤りです。

まとめ

目の構造は、カメラの仕組みと比べて整理すると分かりやすくなります。目のどこが、カメラではどこの部分を担うのか、覚えておくと問題を解きやすくなるでしょう。

参考になった数5