美容師の過去問 第48回 人体の構造及び機能 問4
この過去問の解説 (3件)
何がどんな機能にかかわっているのかを覚えておきましょう。
眼球は、カメラのようなつくりになっています。
眼球の正面中央部の透明な膜を角膜といいます。
光は角膜を介してのみ、眼球内部に侵入します。
虹彩は角膜の後方にあります。
瞳孔に入る光量を調節する、カメラでいう絞りのようなはたらきをしています。
硝子体は、寒天状の透明な物質で、水晶体と網膜包まれた内腔にあります。
毛様体は、水晶体の調節にかかわっています。
水晶体の厚さを調節することによって、遠近調節を行っています。
瞳孔は、明るい場所では小さくなり、暗い場所では大きくなる、瞳と言われる部分のことです。
角膜は、細菌などの病原体の侵入を防ぎ、光の屈折を助け、網膜に焦点を合わせる働きをします。
よって誤りです。
虹彩は、環境下によって瞳孔の大きさを変え、光の量の調節をする、カメラのシボリのような働きをします。
よって正しいです。
硝子体は、ゼリー状で、眼球の形状を保ち、網膜を守るクッションのような働きをします。また、水晶体からの光線を網膜まで届けます。
よって誤りです。
毛様体は、毛様体筋によって物を見る際に遠近を調節し、ピントを合わせる働きをします。
よって誤りです。
目の構造は、カメラの仕組みと比べて整理すると分かりやすくなります。目のどこが、カメラではどこの部分を担うのか、覚えておくと問題を解きやすくなるでしょう。
人体の構造及び機能についての問題です。
この問の要点
・角膜・・・眼球正面外側の無色透明な膜。角膜からしか光は眼球内部に入らない。
・虹彩・・・瞳孔に入る光の量を調節する部分。
・硝子体・・水晶体と網膜に囲まれた透明な物質。
・毛様体・・毛様小帯を介して水晶体をひっぱり遠近調節を行っている。
✕・・・・誤った選択肢です。
◯・・・・正しい選択肢です。
✕・・・・誤った選択肢です。
✕・・・・誤った選択肢です。
よって、【虹彩】が正しい選択肢です。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。