美容師の過去問
第48回
文化論及び美容技術理論 問6

皮膚を強く擦る手技は、強擦法(フリクション)です。

血液やリンパの流れを良くして、新陳代謝を促し、冷えやむくみなどの改善が期待できます。

よって誤りです。

皮膚や下部組織に振動を伝える手技は、振動法です。

刺激を与えることによって、快感を与え、血液の流れを良くすることが期待できます。

よって誤りです。

圧迫することで充血を調節し、刺激する手技は圧迫法です。

対象の部位に適度な刺激を与え、神経や筋肉のこわばりをほぐすことが期待できます。

よって誤りです。

4指と母指を用いてもみほぐす手技は揉撚（じゅうねん）法（ペトリサージュ）です。

上に記したように、揉んだりこねたりする手技はこれにあたります。

よって正しいです。

これは、強擦法です。

血管の充血を高めることで、新陳代謝を促すので、早く皮下の老廃物を取り除くために用いられます。

これは、振動法です。

知覚神経に快感をあたえて、同時に血液の循環を促すことができます。

これは、圧迫法です。

頭部の両側を圧迫することで、頭頂部の筋肉の緊張を緩めることができます。

これが、揉撚法です。

皮下の老廃物を組織外に送ってくれます。

静脈とリンパ管のはたらきも高めることで、皮膚を健康にします。