美容師の過去問
第48回
文化論及び美容技術理論 問10
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問題
第48回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
パーマネントウェービングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- つけ巻きは、毛髪をウェットの状態でワインディング後、第1剤を塗布する方法である。
- トリートメント巻きは、薬剤の作用をセーブし、かかりすぎないようにするために行う。
- フルウェーブには、使用するロッドの2回転分の毛髪の長さが必要である。
- テストカールは、第2剤の塗布後に行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
パーマネントウェービングは、毛髪の状態によって、かかりやすいか、かかりにくいかが左右されます。
つけ巻きは、ワインディング前に毛髪に1剤をつけておき、ワインディング後に再び1剤を塗布する方法です。
パーマがかかりにくい根元などに用いられます。
毛髪がウェットの状態でワインディングする方法は、水巻きです。
よって誤っています。
トリートメント巻きは、傷みがあり、パーマがかかりやすい毛先に用いられる方法で、薬剤の作用を抑えて、パーマがかかりすぎないようにします。
よって正しいです。
フルウェーブに必要な毛髪の長さは、使用するロッドの3回転分です。
よって誤りです。
テストカールは、第1剤がどれくらい作用しているか確認し、思ったとおりのウェーブが出ているかどうかを見るため、第1剤の塗布後に行います。
よって誤りです。
第1剤塗布前の処理の違いによって名称が異なります。
言葉どおりなので覚えやすいと思います。
【水巻き】
毛髪を水で濡らした後、ワインディングします。
【つけ巻き】
毛髪に第1剤をつけた後、ワインディングします。
【トリートメント巻き】
毛髪にトリートメントをつけた後、ワインディングします。
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02
テストカールは、ウェーブチェックと混同しやすいので注意しましょう。
ウェーブチェックは、最後に全体のかかり具合を確認することです。
あらかじめ毛髪に1剤を塗布してからワインディングし、巻き終わってからふたたび1剤を塗布するのがつけ巻きです。
かかりすぎるおそれのある毛髪にはこの方法を用います。
フルウェーブには、使用するロッドの3回転分の毛髪の長さが必要です。
カール径は、使用したロッドの約2.5倍が適正カールです。
1剤がどの程度作用しているのかを確認するために行うのが、テストカールです。
・使用したロッドの太めと細め、もしくはその中間
・早めに巻いた部分とあとから巻いた部分
・かかりにくそうだった部分とかかりやすそうだった部分
のこの3ヶ所を確認します。
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