美容師 過去問
第48回
問51 (文化論及び美容技術理論 問11)

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問題

美容師 国家試験 第48回 問51(文化論及び美容技術理論 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、ピンカールのピンを取ったところを表したものである。
このカールウェーブをつくるためのピンカールは、次のうちどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

図のカールウェーブは、毛髪の根元部分の弾力が最も強く出ています。

それをふまえて選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 解答選択肢の画像

メイポールカールという種類です。

ループの厚みが特徴的で、毛髪の根元部分の弾力が最も強く出ます。

よって当てはまります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

スカルプチュアカールという種類です。

ベースがないのが特徴的で、毛髪の中間部分の弾力が最も強く出ます。

よって当てはまりません。

選択肢3. 解答選択肢の画像

クロッキノールカールという種類です。

毛先をループの一番内側におさめて巻いており、毛髪の毛先部分の弾力が最も強く出ます。

よって当てはまりません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

リフトカールという種類です。

ループが頭皮から立ち上がっているのが特徴的で、毛先も頭皮から立ち上がっています。

よって当てはまりません。

まとめ

どんな巻き方が、どんなカールウェーブになるか、図を見て確認しておきましょう。

参考になった数37

02

ピンカールでつくるカールウェーブの種類

 

メイポールカール…ストランドの根元から巻かれている根元巻き方式のカールです。

クロッキノールカール…毛先に最も弾力が出る、毛先巻き方式のカールです。

リフトカール…ストランドの角度を45度以上に立ち上げながら巻く、スタンドアップカールです。

 

 

これらを参考に正しい選択肢を選びましょう。

選択肢1. 解答選択肢の画像

◎…正解

 

根元に近い部分に一番弾力が見られるので、メイポールカールだと推測できます。ベースがあることもメイポールカールの特徴です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

×…不正解

 

根元はシェープによって作られ、中間部分からカールが巻き込まれています。また、ベースがないフラットカールであるため、スカルプチュアカールだと推測できます。

選択肢3. 解答選択肢の画像

×…不正解

 

毛先がカールの中心に巻き込まれているので、毛先巻き方式のフラットカールであることがわかります。このことからクロッキノールカールだと推測できます。

選択肢4. 解答選択肢の画像

×…不正解

 

ストランドの角度が45度に立ち上がっているので、スタンドアップカールだとわかるので、リフトカールだと推測できます。

 

まとめ

ピンカールの種類を問われる問題では、カールがどの部分から巻き込まれているかを見極めることが大切です。それぞれのカールの特徴をしっかりと理解しましょう。

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03

メイポールカール 髪を細い束にとり、らせん状にねじりながら巻く

スカルプチュアカール 髪を折りたたむようにして立体的に巻く

クロッキノールカール 毛先から根元に向かって外巻きに巻く

リフトカール 根元から髪を立ち上げて巻く

 

以上が、それぞれのカールの巻き方の特徴になります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

正しい メイポールカール  根元に近い部分に一番弾力が見られる巻き方

 

特徴

・髪を細い束にとり、らせん状にねじりながら巻く方法。

・縦方向のカールが特徴的で、しっかりとした弾力のある仕上がりになる。

・カールの形がリボンのようになり、ボリューム感が出る。

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤り スカルプチュアカール  中間部分からカールが巻き込まれている

 

特徴

髪を細かく折りたたむように巻き、ピンで留める方法。

立体的なカールが作れ、動きのあるスタイルになります。

 

 

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤り クロッキノールカール  毛先がカールの中心に巻き込まれている

 

特徴

・毛先から根元に向かって、外側に巻いていく方法。

・カールが均等に重なり、ふんわりとしたウェーブが作りやすい。

・現代のホットカーラーやパーマ技術の基礎になっている巻き方。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤り  リフトカール 45度に立ち上がって巻かれている

 

特徴

・髪を根元から立ち上げて巻くことで、ふんわりとしたリフト感を作るカール。

・通常のピンカールよりも高さが出るため、ボリュームアップ効果が高い。

・しっかりとしたベースを作ることで、ヘアスタイルの持続力が向上する。

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