美容師の過去問
第48回
文化論及び美容技術理論 問11
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問題
第48回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
下図は、ピンカールのピンを取ったところを表したものである。
このカールウェーブをつくるためのピンカールは、次のうちどれか。
このカールウェーブをつくるためのピンカールは、次のうちどれか。
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この過去問の解説 (2件)
01
図のカールウェーブは、毛髪の根元部分の弾力が最も強く出ています。
それをふまえて選択肢を見ていきましょう。
メイポールカールという種類です。
ループの厚みが特徴的で、毛髪の根元部分の弾力が最も強く出ます。
よって当てはまります。
スカルプチュアカールという種類です。
ベースがないのが特徴的で、毛髪の中間部分の弾力が最も強く出ます。
よって当てはまりません。
クロッキノールカールという種類です。
毛先をループの一番内側におさめて巻いており、毛髪の毛先部分の弾力が最も強く出ます。
よって当てはまりません。
リフトカールという種類です。
ループが頭皮から立ち上がっているのが特徴的で、毛先も頭皮から立ち上がっています。
よって当てはまりません。
どんな巻き方が、どんなカールウェーブになるか、図を見て確認しておきましょう。
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02
【ピンカールでつくるカールウェーブの種類】
・メイポールカール…ストランドの根元から巻かれている根元巻き方式のカールです。
・クロッキノールカール…毛先に最も弾力が出る、毛先巻き方式のカールです。
・リフトカール…ストランドの角度を45度以上に立ち上げながら巻く、スタンドアップカールです。
これらを参考に正しい選択肢を選びましょう。
◎…正解
根元に近い部分に一番弾力が見られるので、メイポールカールだと推測できます。ベースがあることもメイポールカールの特徴です。
×…不正解
根元はシェープによって作られ、中間部分からカールが巻き込まれています。また、ベースがないフラットカールであるため、スカルプチュアカールだと推測できます。
×…不正解
毛先がカールの中心に巻き込まれているので、毛先巻き方式のフラットカールであることがわかります。このことからクロッキノールカールだと推測できます。
×…不正解
ストランドの角度が45度に立ち上がっているので、スタンドアップカールだとわかるので、リフトカールだと推測できます。
ピンカールの種類を問われる問題では、カールがどの部分から巻き込まれているかを見極めることが大切です。それぞれのカールの特徴をしっかりと理解しましょう。
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