美容師 過去問
第48回
問55 (文化論及び美容技術理論 問15)
問題文
下図は、着物の各部を表したものである。A、B、C、Dに該当する名称の次の組合せのうち、正しいものはどれか。

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問題
美容師 国家試験 第48回 問55(文化論及び美容技術理論 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
下図は、着物の各部を表したものである。A、B、C、Dに該当する名称の次の組合せのうち、正しいものはどれか。

- A:裄(ゆき) B:袖幅 C:身八つ口 D:身丈
- A:袖付 B:袖幅 C:繰越し D:着丈
- A:裄 B:袖付 C:身八つ口 D:着丈
- A:袖幅 B:袖付 C:繰越し D:身丈
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この過去問の解説 (3件)
01
問題文の図に、当てはまる名称は
A:裄(ゆき) B:袖幅 C:身八つ口 D:身丈
です。これをふまえて選択肢を見ていきましょう。
A:裄(ゆき)なので当てはまります。→〇
B:袖幅なので当てはまります。→〇
C:身八つ口なので当てはまります。→〇
D:身丈なので当てはまります。→〇
よってこの組み合わせは正しいです。
A:袖付ではなく、裄(ゆき)なので当てはまりません。→×
B:袖幅なので当てはまります。→〇
C:繰越しではなく、身八つ口なので当てはまりません。→×
D:着丈ではなく、身丈なので当てはまりません。→×
よってこの組み合わせは誤りです。
A:裄(ゆき)なので当てはまります。→〇
B:袖付ではなく、袖幅なので当てはまりません。→×
C:身八つ口なので当てはまります。→〇
D:着丈ではなく、身丈なので当てはまりません。→×
よってこの組み合わせは誤りです。
A:袖幅ではなく、裄(ゆき)なので当てはまりません。→×
B:袖付ではなく、袖幅なので当てはまりません。→×
C:繰越しではなく、身八つ口なので当てはまりません。→×
D:身丈なので当てはまります。→〇
よってこの組み合わせは誤りです。
こういった組み合わせの問題は、一つでも異なる箇所が分かれば、早々に選択肢から外しておきましょう。
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02
【着物の部分名称】
・裄(ゆき)…首後ろの中心から、袖の部分を含めた長さのことを指します。
・袖幅…着物の袖に当たる部分を指します。
・身丈…着物の縦の長さを表したものです。
・身幅…着物の幅を表したものです。
これらを参考に、正しい組み合わせを選びましょう。
正解
A:裄(ゆき)→◎
B:袖幅→◎
C:身八つ口→◎
D:身丈→◎
不正解
A:袖付→×
B:袖幅→◎
C:繰越し→×
D:着丈→×
不正解
A:裄→×
B:袖付→×
C:身八つ口→◎
D:着丈→×
不正解
A:袖幅→×
B:袖付→×
C:繰越し→×
D:身丈→◎
和装に関する問題の中で、着物の部分名称は過去にも出題回数の多い部分です。
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03
この問題では、基本的な着物の部位をしっかり理解することがポイントです。
裄(ゆき)
・着物の「背中心(背縫い)」から袖口までの長さのこと。
袖幅(そではば)
・袖の横幅の部分。
身八つ口(みやつぐち)
・女性用の着物や子供の着物に見られる、脇の開いている部分。
身丈(みたけ)
・着物の全体の長さのこと(肩から裾まで)。
正しい
A:裄(ゆき)→◯
B:袖幅→◯
C:身八つ口→◯
D:身丈→◯
誤り
A:袖付→×
B:袖幅→◯
C:繰越し→×
D:着丈→×
誤り
A:裄→×
B:袖付→×
C:身八つ口→◯
D:着丈→×
誤り
A:袖幅→×
B:袖付→×
C:繰越し→×
D:身丈→◯
こちらも覚えておきましょう。
・袖付(そでつけ) → 袖と身頃の縫い付け部分。
・繰越し(くりこし) → 着物の衿を後ろへ少し倒すための縫い代のこと。
・着丈(きたけ) → 一般的に洋服の「身丈」と同じ意味で使われることもあるが、着物では「身丈」と呼ぶことが一般的。
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