美容師の過去問
第49回
関係法規・制度及び運営管理 問9

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (2件)

01

労働基準法からの出題です。労働基準法の規定を基に、誤っているものを選びましょう。

選択肢1. 労働者が使用者の別居の親族である場合は、労働基準法が適用される。

労働基準法の適用除外になるのは「同居の親族のみを使用する事業及び家事使用人」と記されているので、労働者が別居の親族である場合には、労働基準法は適用されます。

選択肢2. 雇用契約を結ぶときは、労働者に契約期間や賃金等の労働条件を明示しなければならない。

労働基準法、第十五条により「使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。」と定められています。

選択肢3. パートタイムの労働者に対しては、年次有給休暇を与えなくてもよい。

年次有給休暇は、その要件を満たせばパートタイムの労働者であっても取得することが認められています。

選択肢4. 労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

労働基準法、第三十四条において「使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。」と定められています。

まとめ

労働基準法からは、労働者の休憩時間、有給休暇の取得条件などが多く出題されます。また、労働基準法が適用にならないケースについても、しっかり覚えておきましょう。

参考になった数5

02

労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものを確認します。

選択肢1. 労働者が使用者の別居の親族である場合は、労働基準法が適用される。

労働基準法は、原則として全ての労働者に適用されますが、使用者の別居の親族など、特定の条件により適用が除外される場合もあります。ただし、一般的には労働基準法は適用されるべきです。

選択肢2. 雇用契約を結ぶときは、労働者に契約期間や賃金等の労働条件を明示しなければならない。

労働基準法において、雇用契約を結ぶ際には、契約期間や賃金などの労働条件を明示する義務があります。

選択肢3. パートタイムの労働者に対しては、年次有給休暇を与えなくてもよい。

パートタイムの労働者にも、一定の条件を満たせば年次有給休暇が与えられるべきです。例えば、勤務日数や勤務時間が所定の基準を超えた場合には、有給休暇の権利があります。
 

選択肢4. 労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

労働基準法では、労働時間が8時間を超える場合には、労働時間の途中に少なくとも1時間の休憩時間を与えることが義務付けられています。

まとめ

この問題についての正しい回答は (パートタイムの労働者に対しては、年次有給休暇を与えなくてもよい) です。

参考になった数3