美容師の過去問
第49回
感染症 問5

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問題

第49回 美容師国家試験 感染症 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次の感染症のうち、妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染することがあるものはどれか。
  • ジフテリア
  • 梅毒
  • 細菌性赤痢
  • 麻しん

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この過去問の解説 (2件)

01

感染症に関する問題です。感染経路やその特徴やから、正しい選択肢を選びましょう。

選択肢1. ジフテリア

ジフテリアは患者や保菌者の咳などの、飛沫から感染します。

選択肢2. 梅毒

梅毒は皮膚や粘膜が梅毒の病変に接触することで感染します。

妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染する恐れがあります。

選択肢3. 細菌性赤痢

細胞性赤痢は、患者や保菌者の便などによって汚染された食べ物や、器物、ハエなどが感染源となります。

選択肢4. 麻しん

麻しんは空気感染飛沫感染接触感染からも感染します。

妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染する恐れがあり妊娠している人が麻しんに感染すると、早産や流産の原因になることがあります。

 

まとめ

答えを複数選ばなければならない問題です。過去に出題された問題の傾向から、しっかり対策しておきましょう。

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02

妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染することがある感染症について確認します。

選択肢1. ジフテリア

ジフテリアは主に飛沫感染や接触感染によって広がる病気であり、胎盤を介して胎児に感染することはありません。

選択肢2. 梅毒

梅毒(Treponema pallidum)は、妊娠中に母体から胎盤を介して胎児に感染することがあります。これを先天性梅毒と呼びます。

選択肢3. 細菌性赤痢

細菌性赤痢(Shigella spp.による感染症)は、主に経口感染によって広がります。胎盤を介しての感染は一般的ではありません。

選択肢4. 麻しん

麻しん(麻疹ウイルスによる感染症)は、主に飛沫感染によって広がります。

まとめ

妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染することがあるのは 梅毒と麻しん です。

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