美容師 過去問
第49回
問47 (文化論及び美容技術理論 問7)
問題文
次のうち、下図に該当する錯視はどれか。

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問題
美容師 国家試験 第49回 問47(文化論及び美容技術理論 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、下図に該当する錯視はどれか。

- 分割距離錯視
- 距離・大きさの錯視
- 角度方向の錯視
- 大きさの対比現象
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この過去問の解説 (3件)
01
美容技術理論から、幾何学的錯視に関する問題です。
分割距離錯視とは、同じ距離にあるものが、実際には異なる距離にあるように見える錯覚現象です。
距離と大きさの錯視には「ポンゾ錯視」などがあります。
「ポンゾ錯視」とは本来は同じ長さや大きさのものが、距離が変化すると、異なるように見える錯視です。
示された図では、縦の線が傾いているように見えますが、実際には平行です。
これは斜線が交差したことで、錯視が起きたことによる「ツェルナー錯覚」です。
大きさの対比現象でみられるのは「エビングハウス錯視」などです。
幾何学的錯視は文章で捉えようとするよりも、図で考えるほうが簡単です。必ず出題される項目なので、過去の問題を繰り返し解いて、出題の傾向を掴みましょう。
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02
図の錯視がどういうものかおさえておきます。
実際には平行な直線であるのに、組み合わせによって平行な直線に見えないという、ツェルナー錯視です。
ツェルナー錯視は、角度・方向の錯視です。
分割距離錯視は、距離・大きさの錯視であり、同じ長さの線分であるのに間に線が入ることによって異なる長さに見える錯視です。
よって該当しません。
図のツェルナー錯視は、距離・大きさの錯視ではなく、角度・方向の錯視です。
よって該当しません。
図のツェルナー錯視は、角度・方向の錯視です。
よって該当します。
大きさの対比現象は、距離・大きさに関する錯視であり、同じ大きさの円でも、大きい円に取り囲まれた場合は小さく見え、小さい円に取り囲まれた場合は大きく見えるような錯視のことです。
よって該当しません。
錯視は実際に図を見た方が理解しやすいと思います。勉強時に確認しておきましょう。
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03
図の錯視がどういう錯覚かを理解しておきましょう。
また他の錯覚の種類も覚えておきましょう。
誤り
分割距離錯視は、物体が並んで見える場合に、
物体同士の距離が実際の距離よりも異なって見える錯視の一種です。
具体的には、物体がいくつかの部分に分割されて並んでいるとき、
物体間の距離が異常に広く、または狭く見える現象を指します。
誤り
距離・大きさの錯覚はポンゾ錯視などがあります。
ポンゾ錯視視覚的錯視の一種で、平行な線が異なる長さに見える現象です。
この錯視は、物体の位置や背景の構造によって、実際には同じ長さの線が異なって見えるというものです。
正しい
視覚的な錯視の一種で、平行な直線が斜めに歪んで見える現象です。
この錯視は、特に直線の方向が歪んで見えるため、角度の認知に関する重要な錯覚です。
誤り
大きさの対比現象の具体例はエビングハウス錯視などがあります。
エビングハウス錯視は視覚的な錯視の一種で、
中心の円の大きさが周囲の円によって異なって見える現象です。
この錯視は、視覚的な比較における周囲の文脈効果を示すもので、
周囲の物体が中心の物体の認知に与える影響を明らかにしています。
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