美容師 過去問
第50回
問51 (文化論及び美容技術理論 問11)
問題文
次のヘアカラーのうち、赤みのある毛髪をナチュラルな毛髪の色に近づけたいときに用いるものはどれか。
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問題
美容師 国家試験 第50回 問51(文化論及び美容技術理論 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
次のヘアカラーのうち、赤みのある毛髪をナチュラルな毛髪の色に近づけたいときに用いるものはどれか。
- 赤系のヘアカラー
- 青系のヘアカラー
- 紫系のヘアカラー
- 緑系のヘアカラー
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題のポイントは『補色』です。それぞれの色の補色を覚えておきましょう。
補色とは色相環(色の輪)で反対側に位置する色のことです。
補色同士は互いに強く引き立てあう関係にあり、組み合わせると鮮やかなコントラストを生み出します。
例えば
赤と緑:赤の補色は緑です。赤みの強い色には、緑系の色を使うと赤みが抑えられ、バランスが取れることがあります。
青とオレンジ:青の補色はオレンジです。青みの強い色にはオレンジ系を使うことで、色味が落ち着くことがあります。
黄色と紫:黄色の補色は紫です。黄色っぽい色には紫系の色を使うと、鮮やかに色を引き立てつつ、落ち着きも出ます。
誤り
赤系のカラーは、赤みのある毛髪にさらに赤や暖かいトーンを加えるために使用します。
この場合、赤みを強調することになりますので、赤みを抑えたい場合には適していません。
誤り
青系のカラーは、赤みを抑える効果がありますが、完全に赤みを打ち消すわけではありません。
青は緑の補色にあたるため、赤みを少し冷やした色調にする効果はありますが、
ナチュラルな色に戻すという点では緑系ほど効果的ではありません。
誤り
紫系のカラーも赤みを抑える効果があります。紫は赤の補色であるため、
赤みの強い髪に紫を加えると赤みを軽減することができます。
ただし、青系よりもやや暖かみが残りやすいため、
ナチュラルな色に戻したい場合には最適ではありません。
正しい
緑系のヘアカラーは、赤の補色です。赤みの強い髪には、緑が非常に効果的に働き、
赤みを抑えることができます。ナチュラルな色調に近づけるために、最も適した選択肢です。
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