美容師 過去問
第51回
問44 (文化論及び美容技術理論 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

美容師試験 第51回 問44(文化論及び美容技術理論 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、頭部を表したものである。
A、B、Cに該当する名称の次の組合せのうち、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • A:頬(きょう)部  B:オトガイ  C:オトガイ唇溝
  • A:頬骨部  B:オトガイ  C:鼻唇溝
  • A:頬部  B:人中  C:鼻唇溝
  • A:頬骨部  B:人中  C:オトガイ唇溝

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題は顔面の骨格構造や皮膚上の溝について問われています。

間違えやすいポイントがありますので理解しておきましょう。

選択肢1. A:頬(きょう)部  B:オトガイ  C:オトガイ唇溝

誤り

 

A→× 頬(きょう)部:口角の横から耳の前、下まぶたの下から下顎の上部までのふくらみ部分で、頬全体を指す広い範囲の呼び名になります。

B→× オトガイ:下顎の前面の突き出た部分でアゴ先にあたります。

C→◯

 

選択肢2. A:頬骨部  B:オトガイ  C:鼻唇溝

誤り

 

A→◯

B→×

C→× 鼻唇溝:鼻の横から口角までの溝になります(ほうれい線)

 

選択肢3. A:頬部  B:人中  C:鼻唇溝

誤り

 

A→×

B→◯

C→×

選択肢4. A:頬骨部  B:人中  C:オトガイ唇溝

正しい

 

A:頬骨部は眼窩下縁からこめかみ部にかけての領域で頬の中央〜上部を形づくる骨領域になります。

B:人中は上口唇中央の縦方向の溝で鼻の基部から上唇縁に延びる顔面正中線上の部分になります。

C:オトガイ唇溝は下唇と顎先の境界にできる溝でオトガイの突出部との間の境界線となります。

まとめ

頬(きょう)部と頬骨部、オトガイとオトガイ唇溝は間違えやすいので要注意です。

 

頬(きょう)部:頬全体を指す広い範囲の呼び名。

頬骨部:頬全体の中でも骨の高い位置の部分

 

オトガイ:アゴの突き出た部分

オトガイ唇溝:下唇とアゴの間のくぼみ

 

参考になった数1