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二級ボイラー技士の過去問 平成30年4月公表 関係法令 問35

問題

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鋼製ボイラー( 貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。 )の安全弁について、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
   1 .
安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。
   2 .
伝熱面積が50m2以下の蒸気ボイラーにあっては、安全弁を1個とすることができる。
   3 .
水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければならない。
   4 .
過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の圧力を設計圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。
   5 .
過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整しなければならない。
( 二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 関係法令 問35 )
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この過去問の解説 (3件)

40
正解は 4 です。

過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設定温度以下に保持することができる安全弁を備えなければなりません。

1. 安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならなりません。

2. 伝熱面積が50m2以下の蒸気ボイラーにあっては、安全弁を1個とすることができます。

3. 水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければならなりません。

5. 過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整しなければなりません。本体の安全弁が先に作動すると、過熱器が損傷する恐れがあります。

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29
1.正解です。
安全弁はボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならなりません。

2.正解です。
伝熱面積が50m2以下の蒸気ボイラーにあっては、安全弁を1個とすることができます。伝熱面積が50m2を超える蒸気ボイラーにあっては、安全弁を2個とします。

3.正解です。
水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければなりません。水の温度が120℃以下の温水ボイラーには、逃がし弁を備えなければなりません。

4.誤っています。
過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければならなりません。圧力ではなく、温度になります。

5.正解です。
記載の通り、過熱器用安全弁は銅の安全弁より先に作動するように調整しなければなりません。

11
正答は「4」です。

設問は、鋼製ボイラ( 貫流ボイラ及び小型ボイラを除く。 )の安全弁について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.ボイラー構造規格第62条第2項に「安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない」と記載されています。

 2.ボイラー構造規格第62条第1項ただし書きに、「伝熱面積50㎡以下の蒸気ボイラーにあっては、安全弁を1個とすることができる。」と記載されています。

 3.ボイラー構造規格第65条第2項に「水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。」と記載されています。

 4.ボイラー構造規格第63条第1項に「過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。」と記載されています。
   過熱器出口に取り付けられる安全弁は、過熱器の圧力を設計温度以下にすることを目的にするためのものではありません。

 5.過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整しなければなりません。
   胴の安全弁が過熱器より先に作動してしまうと、ボイラ内水が急速に失われるため、ボイラの安全低水面を下回る原因になりかねません。

以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。

正答は「4」です。

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