二級ボイラー技士の過去問
平成27年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問9

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問題

二級ボイラー技士試験 平成27年10月公表 ボイラーの構造に関する知識 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの水位検出器について、誤っているものは次のうちどれか。
  • 水位検出器は、原則として、2個以上取り付け、水位検出方式は互いに異なるものが望ましい。
  • 水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しない。
  • 水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とする。
  • 水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以下の管を使用する。
  • 水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとする。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 正しいです。水位検出器は、ボイラーの水位を自動的に検出する装置で、一定以上の水位を保つことを目的とします。2個以上取り付けることが原則となっており、フロート式、電極式、熱膨張管式の3種類から検出方式の異なる機器を用いることが望ましいです。

2. 正しいです。水位検出器の水側連絡管は、一度に全てのが閉塞しないよう他の水位検出器の水側連絡管と共用せず、別個に設けることが定められています。

3. 正しいです。水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、つまり防止や正確な水位検出のため直流形の構造とします。

4. 誤っています。水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以上の管を使用します。

5. 正しいです。水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとします。

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02

正答は「4」です。

設問は、ボイラの水位検出器について問われています。

以下に選択肢ごとに説明します。

 1.水位検出器は、原則として、2個以上取り付けます。
   また、誤作動や誤検出防止の観点から、水位検出方式は互いに異なるものが望ましいです。

 2.水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しないようにします。
   これは、共有した場合に連絡管が詰まってしまうと、どちらの検出器も正しい水位を表示できなくなるためです。

 3.水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、詰まり防止の観点から、直流形の構造とします。

 4.水位検出器の水側連絡管は、内径が小さすぎると詰まる恐れがあるため、呼び径20A以上の管を使用します。

 5. 水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、水位検出器が正常に作動していることを容易に確認するため、開閉状態が外部から明確に識別できるようにします。

以上の説明から、選択肢4が誤っていることがわかります。

正答は「4」です。

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03

1.正解です。
水位検出器は原則として、2個以上取り付け、水位検出方式は互いに異なるものが望ましです。水位検出器とは、フロート式、電極式等があります。

2.正解です。
水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しません。

3.正解です。
水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とします。

4.誤っています。
水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以上の管を使用します。

5.正解です。
記載の通りです。水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものを使用します。

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