二級ボイラー技士の過去問
平成27年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問10

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問題

二級ボイラー技士試験 平成27年10月公表 ボイラーの構造に関する知識 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

油だきボイラーの自動制御用機器とその構成部分との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
  • 主安全制御器……………安全スイッチ
  • 火炎検出器………………バイメタル
  • 温水温度調節器…………感温体
  • 蒸気圧力調節器…………ベローズ
  • ダンパ開度調節器………コントロールモータ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「2」です。火炎検出器は、紫外線光電管など光を放射するといった火炎の性能を利用した構成部分を用いています。バイメタルは、二つの膨張率の異なる金属を用いて温度計として使われます。

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02

正答は「2」です。

設問は、油だきボイラの自動制御用機器とその構成部分との組合せについて問われています。

以下に、選択肢ごとに説明致します。

 1.主安全制御器は、火炎検出器やインタロック機構から異常信号が伝達された時、安全スイッチ(燃料遮断弁など)に信号を伝達し、ボイラの運転を停止させます。

 2.火炎検出器にはフォトダイオードや光電管、フレームロッドなどの種類があります。

   バイメタルは2種類の金属を貼り合わせたもので、膨張率の違いを利用して温度計などに利用します。

 3.温水温度調節器は、感温体からの信号で調節されます。

 4.蒸気圧力調節器のうち、オンオフ式蒸気圧力調節器は、蒸気圧力によってベローズが伸縮することによって、燃焼を制御します。

 5.ダンパ開度調節器は、コントロールモータによって燃焼用空気用ダンパを調節するものです。

以上により、選択肢2が誤っていることがわかります。

正答は「2」です。

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03

2.が誤っています。

バイメタルとは、熱膨張率が異なる2つの金属を利用して、温度変化を検出するのに使用されるものです。
ですから、 火炎検出ではなく、温度検出に使用されます。火炎検出では、紫外線光電管やフレームロッドが使用されます。
1,3,4,5は正解になりますので、覚えておきましょう。

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