二級ボイラー技士の過去問
平成27年10月公表
関係法令 問35

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問題

二級ボイラー技士試験 平成27年10月公表 関係法令 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

鋼製ボイラー(貫流ボイラー及び小型ボイラーを除く。)の安全弁について、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
  • ボイラー本体の安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。
  • 伝熱面積が50㎡を超える蒸気ボイラーには、安全弁を備えなければならない。
  • 水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければならない。
  • 過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。
  • 過熱器用安全弁は、胴の安全弁より後に作動するように調整しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

過熱器が損傷しないために胴の安全弁より先に過熱器用安全弁が作動するように調整しなければなりません。

参考になった数53

02

正解は「過熱器用安全弁は、胴の安全弁より後に作動するように調整しなければならない。」です。

選択肢1. ボイラー本体の安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。

正解です。

記載の通りです。ボイラー本体の安全弁はボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければなりません。

選択肢2. 伝熱面積が50㎡を超える蒸気ボイラーには、安全弁を備えなければならない。

正解です。

伝熱面積が50㎡を超える蒸気ボイラーには、安全弁を2個備えなければなりません。また、伝熱面積が50㎡以下の蒸気ボイラーには、安全弁を1個備えなければなりません。

選択肢3. 水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければならない。

正解です。

水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければなりません。

選択肢4. 過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。

正解です。

過熱器には過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければなりません。

選択肢5. 過熱器用安全弁は、胴の安全弁より後に作動するように調整しなければならない。

誤っています。

過熱器用安全弁は胴の安全弁より先に作動するように調整しなければなりません。

参考になった数39

03

正解は「過熱器用安全弁は、胴の安全弁より後に作動するように調整しなければならない。」です。

選択肢1. ボイラー本体の安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければならない。

正しいです。

記載の通り、ボイラー本体の安全弁はボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければなりません。

選択肢2. 伝熱面積が50㎡を超える蒸気ボイラーには、安全弁を備えなければならない。

正しいです。

伝熱面積が50㎡を超える蒸気ボイラーには、安全弁を2個備えなければなりません。伝熱面積が50㎡以下の蒸気ボイラーでも、安全弁を1個備えなければなりません。

選択肢3. 水の温度が120℃を超える温水ボイラーには、安全弁を備えなければならない。

正しいです。

記載の通りになります。

選択肢4. 過熱器には、過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければならない。

正しいです。

過熱器には過熱器の出口付近に過熱器の温度を設計温度以下に保持することができる安全弁を備えなければなりません。

選択肢5. 過熱器用安全弁は、胴の安全弁より後に作動するように調整しなければならない。

誤っています。

過熱器が損傷しないよう、過熱器用安全弁は胴の安全弁より前に作動するように調整しなければなりません。

参考になった数26