二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
ボイラーの構造に関する知識 問9
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 ボイラーの構造に関する知識 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
温水ボイラーの温度制御に用いるオンオフ式温度調節器(電気式)について、誤っているものは次のうちどれか。
- 温度調節器は、調節器本体、感温体及びこれらを連結する導管で構成される。
- 感温体内の液体は、温度の上昇・下降によって膨張・収縮し、ベローズ又はダイヤフラムを伸縮させ、マイクロスイッチを開閉させる。
- 感温体は、必ず保護管を用いて取り付けなければならない。
- 保護管内にシリコングリスなどを挿入して感度を良くする。
- 温度調節器は、一般に調節温度の設定及び動作すき間の設定を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
感温体は必ずしも保護管を用いて取り付けなければならないということではありません。ボイラーに直接取り付けても良いです。
1 感温体には揮発性の液体が入っています。
2 感温体と導管で連結しているベローズ又はダイヤフラムを伸縮させることでマイクロスイッチを開閉させています。
4 感温体に保護管を取り付けると動作に遅れが出るので、シリコングリスなどを挿入して感度を良くする必要があります。
5 動作すき間はスイッチの開と閉に差を設けることで開閉の切り替えを緩やかにします。
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02
調節器本体内部には、マイクロスイッチ、ベローズ又はダイヤフラムが内蔵されています。
2.正解です。
感温体内の液体は温度の上昇・下降によって膨張・収縮し、ベローズ又はダイヤフラムを伸縮させ、マイクロスイッチを開閉させます。また、ダイヤフラムは、熱膨張率が異なる2つの金属で構成されています。
3.誤っています。
感温体は必ず保護管を用いて取り付けなくても良いです。ボイラー本体に直接取り付けても問題ありません。
4.正解です。
記載の通りです。保護管内にシリコングリスなどを挿入して感度を良くします。
5.正解です。
温度調節器は一般に、調節温度の設定及び動作すき間の設定を行います。
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03
温度調節器は調節器本体、感温体及びこれらを連結する導管で構成されます。
2.正しいです。
ダイヤフラムは熱膨張を利用して作動する仕組みです。
3.誤っています。
感温体はボイラー本体に直接取り付けても問題ありません。
4.正しいです。
記載の通りになります。
5.正しいです。
オンオフ式温度調節器は動作すき間の設定を行います。
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