二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
ボイラーの構造に関する知識 問8
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 ボイラーの構造に関する知識 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーのエコノマイザについて、誤っているものは次のうちどれか。
- エコノマイザは、煙道ガスの余熱を回収して給水の予熱に利用する装置である。
- エコノマイザ管は、エコノマイザに使用される伝熱管である。
- エコノマイザを設置すると、ボイラー効率を向上させ燃料の節約となる。
- エコノマイザを設置すると、通風抵抗が減少し動カの節約となる。
- エコノマイザは、燃料性状によっては、低温腐食を起こすことがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
エコノマイザを設置すると空気抵抗が大きくなり、動力の節減にはなりません。
1 給水を予熱することで給水後の温度変化が小さくなるのでボイラー効率が上がります。
2 エコノマイザ管に給水を通します。
3 給水を予熱することで給水後の温度変化が小さくなります。
5 燃料に硫黄が含まれていると低温腐食を起こすことがあります。
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02
ボイラーで最も熱損失が大きいのは、煙道ガスになります。ですから、煙道ガスの余熱を回収して給水の予熱に利用する装置であるエコノマイザが用いられます。
2.正解です。
記載の通り、エコノマイザ管はエコノマイザに使用される伝熱管です。
3.正解です。
エコノマイザを設置すると、煙道ガスの余熱を利用するので、ボイラー効率が向上されます。その為、燃料の節約にもなります。
4.誤っています。
エコノマイザを設置すると、通風抵抗が増加します。ですから、通風力の対策を考えなければなりません。
5.正解です。
エコノマイザは燃料性状によって、低温腐食を起こすことがあります。
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03
記載の通り、エコノマイザは煙道ガスの余熱を回収して給水の予熱に利用する装置です。
2.正しいです。
記載の通りなので、覚えておきましょう。
3.正しいです。
エコノマイザを設置するとボイラー効率が上がります。
4.誤っています。
エコノマイザを設置すると通風抵抗が大きくなります。
5.正しいです。
燃料に硫黄成分があると、低温腐食を起こすことがあります。
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