二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問15
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーに給水するディフューザポンプの取扱いについて、誤っているものは次のうちどれか。
- メカニカルシール式の軸については、水漏れがないことを確認する。
- 運転前に、ポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く。
- 起動は、吸込み弁及び吐出し弁を全開にした状態で行う。
- 運転中は、ポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認する。
- 運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める。
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この過去問の解説 (3件)
01
起動は、吸込み弁は全開、吐出し弁は全閉にした状態で行います。
1 メカニカルシール式の軸の場合は水漏れがないことを確認し、グランドパッキンシール式の軸の場合はわずかに水が出ることを確認します。
2 ポンプ内及びポンプ前後の配管内に空気が残っているとポンプが壊れる恐れがあります。
4 運転中は、ポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認します。起動時に全閉だった吐出し弁を開く必要があります。
5 吐出し弁を全閉にせず、ポンプ駆動用電動機を先に停止するとポンプが壊れる恐れがあります。
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02
メカニカルシール式の軸については水漏れがないことを確認します。
2.正解です。
起動する前に空気を抜かなければ、空運転が生じ、結果的には故障の原因になります。
3.誤っています。
起動時は、吸込み弁を全開にし、吐出し弁を全閉にした状態で行います。モーターが正常運転になったら、徐々に吐出し弁を開いていきます。
4.正解です。
運転中はポンプの吐出し圧力、流量及び負荷電流が適正であることを確認します。不適正であると、故障の原因になります。
5.正解です。
運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止めます。
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03
メカニカルシール式の軸については水漏れがないことを確認します。
2.正しいです。
空気があると空運転になるので、ポンプが焼損します。
3.誤っています。
吸込み弁は全開、吐出し弁を全閉にします。
4.正しいです。
記載の通りになります。
5.正しいです。
運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止めます。
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