二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問19

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問題

二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーにキャリオーバが発生する原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。
  • 蒸気負荷が過大である。
  • 主蒸気弁を急に開く。
  • 低水位である。
  • ボイラー水が過度に濃縮されている。
  • ボイラー水に油脂分が多く含まれている。

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この過去問の解説 (3件)

01

誤っているものは 「低水位である。」 です。

選択肢1. 蒸気負荷が過大である。

蒸気負荷が過大だと水滴を巻き込んでキャリオーバが発生しやすくなります。

選択肢2. 主蒸気弁を急に開く。

主蒸気弁を急に開くと弁周りの水滴を巻き込んでキャリオーバが発生しやすくなります。

選択肢3. 低水位である。

低水位だと主蒸気弁まで水滴が巻き上げられにくいためキャリオーバは発生しません。

選択肢4. ボイラー水が過度に濃縮されている。

ボイラー水が過度に濃縮されていると泡が発生しキャリオーバが発生しやすくなります。

選択肢5. ボイラー水に油脂分が多く含まれている。

ボイラー水に油脂分が多く含まれているによって過度にアルカリ性になり泡が発生しキャリオーバが発生しやすくなります。

参考になった数63

02

誤っているものは 「低水位である。」 です。

選択肢1. 蒸気負荷が過大である。

正しいです。
蒸気負荷が過大だとキャリオーバが発生します。
燃焼量を下げましょう。

選択肢2. 主蒸気弁を急に開く。

正しいです。
主蒸気弁を急に開くとキャリオーバが発生します。
主蒸気弁は徐々に開いていきましょう。

選択肢3. 低水位である。

誤っています。
キャリオーバが発生する原因は高水位が原因です。

選択肢4. ボイラー水が過度に濃縮されている。

正しいです。
ボイラー水が過度に濃縮されているとキャリオーバが発生します。
水質試験を行いましょう。

選択肢5. ボイラー水に油脂分が多く含まれている。

正しいです。
ボイラー水に油脂分が多く含まれているとキャリオーバが発生します。
水質試験を行いましょう。

参考になった数17

03

誤っているものは 「低水位である。」 です。

選択肢1. 蒸気負荷が過大である。

正しいです。
記載の通り、蒸気負荷が過大だと、キャリオーバが発生します。

選択肢2. 主蒸気弁を急に開く。

正しいです。
主蒸気弁を急に開くと、キャリオーバが発生します。

選択肢3. 低水位である。

誤っています。
高水位の時、キャリオーバが発生します。

選択肢4. ボイラー水が過度に濃縮されている。

正しいです。
ボイラー水が過度に濃縮されていると、キャリオーバが発生します。

選択肢5. ボイラー水に油脂分が多く含まれている。

正しいです。
ボイラー水に油脂分が多く含まれているとキャリオーバが発生します。

参考になった数15