二級ボイラー技士の過去問
平成28年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問1

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問題

二級ボイラー技士試験 平成28年10月公表 ボイラーの構造に関する知識 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の[   ]内に入れるAの数字及びBの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「標準大気圧の下で、質量1kgの水の温度を1K(1℃)だけ高めるために必要な熱量は約[ A ]kJであるから、水の[ B ]は約[ A ]kJ/(kg·K)である。」
  • (A)2,300、(B)比熱
  • (A)420、(B)顕熱
  • (A)420、(B)比熱
  • (A)4.2、(B)比熱
  • (A)4.2、(B)顕熱

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

「標準大気圧の下で、質量1kgの水の温度を1K(1℃)だけ高めるために必要な熱量は約4.2kJであるから、水の比熱は約4.2kJ/(kg·K)である。」

比熱は標準大気圧下で質量1kgの水の温度を1Kだけ高めるのに必要な熱量のことです。
顕熱は水を飽和水になるまで加えた熱のことです。

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02

正答は「4」です。

設問は、水の熱量に関することについて問われています。

以下に説明します。

 標準大気圧(101.3kPa)の下で、質量1kgの水の温度を1K(1℃)だけ上昇させるために必要な熱量は、約4.2kJです。

 単位質量の物質を単位温度だけ上昇させるために必要な熱量のことを「比熱」といいます。

 また、顕熱とは、ある物質を加熱したときに温度上昇として現れる熱のことを言います。

以上の説明により、A欄には「4.2」、B欄には「比熱」が入るため、選択肢4が正しい組合せであることがわかります。

正答は「4」です。

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03

正解は4.です。

標準大気圧の下で、質量1kgの水の温度を1K(1℃)だけ高めるために必要な熱量は約4.2kJであるから、水の比熱は約4.2kJ/(kg·K)です。

また、同じ熱量を加えたとき、比熱の小さい物体の方が比熱の大きい物体より温度が上がりやすいです。

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