二級ボイラー技士の過去問
平成28年10月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問12
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年10月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
油だきボイラーの燃焼の維持及び調節について、誤っているものは次のうちどれか。
- 加圧燃焼では、断熱材やケーシングの損傷、燃焼ガスの漏出などを防止する。
- 蒸気圧力を一定に保つように負荷の変動に応じて、燃焼量を増減する。
- 燃焼量を増すときは、空気量を先に増してから燃料供給量を増す。
- 空気量が少ない場合には、炎は短い輝白色で、炉内が明るい。
- 空気量が適量である場合には、炎がオレンジ色で、炉内の見通しがきく。
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この過去問の解説 (3件)
01
加圧燃焼では、断熱材やケーシングの損傷、燃焼ガスの漏出などを防止します。
2.正解です。
蒸気圧力を一定に保つように負荷の変動に応じて、燃焼量を増減します。圧力は常に一定に保ちましょう。
3.正解です。
燃焼量を増すときは空気量を先に増してから、燃料供給量を増やします。
4.誤っています。
空気量が多い場合には、炎は短い輝白色で、炉内が明るくなります。空気量が少ない場合は、炎が暗赤色で煙が発生し、炉内の見通しがきかなくなります。
5.正解です。
記載の通り、空気量が適量である場合には、炎がオレンジ色で、炉内の見通しがききます。
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02
空気量が多い場合には、炎が短い輝白色で、炉内が明るいです。空気量が少ない場合は赤色です。
1. 加圧燃焼では、断熱材やケーシングの損傷、燃焼ガスの漏出などを防止します。
2. 蒸気圧力を一定に保つように負荷の変動に応じて、燃焼量を増減します。
3. 燃焼量を増すときは、空気量を先に増してから燃料供給量を増します。
5. 空気量が適量である場合には、炎がオレンジ色で、炉内の見通しがききます。
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03
設問は、油だきボイラーの燃焼の維持及び調節について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.加圧燃焼では、熱損失の防止や安全の観点から、断熱材やケーシングの損傷、燃焼ガスの漏出などを防止します。
2.蒸気圧力を一定に保つように、負荷の変動に応じて空気量及び燃料供給量を調節して、燃焼量を増減します。
3.燃焼量を増すときは、空気量を先に増してから燃料供給量を増すようにします。
燃料供給量から増加させると、不完全燃焼によりばいじんが発生し、二次燃焼の恐れがあるからです。
4.空気量が少ない場合には、炎は赤黒くなり、すすが発生して炉内の見通しは悪くなります。
空気量が多い場合には、炎は短い輝白色で、炉内が明るくなります。
5.空気量が適量である場合には、炎がオレンジ色で、炉内の見通しがきくようになります。
以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。
正答は「4」です。
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