二級ボイラー技士の過去問
平成28年10月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問26
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
二級ボイラー技士試験 平成28年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの燃焼における一次空気及び二次空気について、誤っているものは次のうちどれか。
- 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。
- 微粉炭バーナ燃焼における二次空気は、微粉炭と予混合してバーナに送入される。
- 火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入される。
- 火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃ガスの火炎中に送入される。
- 火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占める。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
微粉炭バーナ燃焼において、微粉炭と予混合してバーナに送入されるのは、一次空気です。
初期燃焼に使用される空気を一次空気といい、完全燃焼のために使用される空気を二次空気といいます。
1. 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させます。
3. 火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入されます。
4. 火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃ガスの火炎中に送入されます。
5. 火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占めます。
参考になった数51
この解説の修正を提案する
02
油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させます。二次空気は、その後の燃焼の手助けをします。
2.誤っています。
微粉炭バーナ燃焼における一次空気は、微粉炭と予混合してバーナに送入されます。二次空気は、使用しない場合もあります。
3.正解です。
火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入されます。
4.正解です。
記載の通り、火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃ガスの火炎中に送入されます。
5.正解です。
火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占めます。二次空気は、使用しない場合もあります。
参考になった数22
この解説の修正を提案する
03
設問は、ボイラの燃焼における一次空気及び二次空気について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.油・ガスだき燃焼における一次空気は、拡散燃焼バーナから噴射された燃料の周辺に供給されて、初期燃焼を安定させます。
2.微粉炭バーナ燃焼における一次空気は、微粉炭と予混合した後にバーナへと送入されます。
二次空気は、拡散燃焼バーナと同様に、バーナの周囲から供給されます。
3.火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入されます。
4.火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃ガスの火炎中に送入されます。
5.火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占めます。
以上の説明により、選択肢2が誤っていることがわかります。
正答は「2」です。
参考になった数10
この解説の修正を提案する
前の問題(問25)へ
平成28年10月公表問題一覧
次の問題(問27)へ