二級ボイラー技士の過去問
平成28年10月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問25
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの燃料油タンクについて、誤っているものは次のうちどれか。
- 燃料油タンクは、用途により貯蔵タンクとサービスタンクに分類される。
- サービスタンクの貯油量は、一般に最大燃焼量の2時間分以上である。
- 屋外貯蔵タンクの油送入管は油タンクの上部に、油取出し管はタンクの底部から20〜30cm上方に取り付ける。
- 屋外貯蔵タンクには、自動油面調節装置を取り付ける。
- サービスタンクには、自動油面調節装置の他、油加熱器、温度計などを取り付ける。
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この過去問の解説 (3件)
01
燃料油タンクは、用途により貯蔵タンクとサービスタンクの2つに分類されます。
2.正解です。
サービスタンクの貯油量は、一般に最大燃焼量の2時間分以上です。貯蔵タンクの場合は、1週間から1カ月分の使用量になります。
3.正解です。
記載の通り、屋外貯蔵タンクの油送入管は油タンクの上部に、油取出し管はタンクの底部から20〜30cm上方に取り付けます。
4.誤っています。
消防法により、屋外貯蔵タンクには油面計、温度計等を取り付けます。自動油面調節装置は含まれていません。
5.正解です。
サービスタンクには自動油面調節装置の他、油加熱器、温度計などを取り付けます。
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02
屋外貯蔵タンクには、油面計を取り付けます。
1. 燃料油タンクは、用途により貯蔵タンクとサービスタンクに分類されます。
2. サービスタンクの貯油量は、一般に最大燃焼量の2時間分以上です。
3. 屋外貯蔵タンクの油送入管は油タンクの上部に、油取出し管はタンクの底部から20~30cm上方に取り付けます。
5. サービスタンクには、自動油面調節装置の他、油加熱器、温度計などを取り付けます。
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03
設問は、ボイラの燃料油タンクについて問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.燃料油タンクは、用途により貯蔵タンク(燃料を保管するタンク)とサービスタンク(燃料をボイラに供給するタンク)に分類されます。
2.サービスタンクの貯油量は、一般に最大燃焼量の2時間分以上です。
3.屋外貯蔵タンクの油送入管は油タンクの上部に、油取出し管はタンクの底部から20〜30cm上方に取り付けます。
油取り出し管を、底部から20~30cm上方から取り付ける理由は、燃料油中に含まれる水分がタンク底部に溜まるため、それを吸い込まないようにするためです。
4.屋外貯蔵タンクには、油面の自動表示装置を取り付けます。
自動油面調節装置は、サービスタンクに取り付けるものです。
5.サービスタンクには、自動油面調節装置の他、油加熱器、温度計などを取り付けます。
以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。
正答は「4」です。
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