二級ボイラー技士の過去問
平成30年10月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問24

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年10月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

石炭について、誤っているものは次のうちどれか。
  • 石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど少ない。
  • 石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少ない。
  • 石炭に含まれる灰分が多くなると、燃焼に悪影響を及ぼす。
  • 石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きい。
  • 石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きい。

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この過去問の解説 (3件)

01

石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど多いです。

そのほかの選択肢は正しいので覚えておきましょう。

参考になった数18

02

1.誤っています。
石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど多いです。

2.正解です。
石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少なくなります。

3.正解です。
灰分が多くなると、すすが発生し、燃焼の邪魔になります。

4.正解です。
石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きいです。

5.正解です。
記載の通りです。

参考になった数10

03

正答は「1」です。

設問は、石炭について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど多くなります。
   石炭化度が進むと、水分や揮発分が失われるためです。

 2.石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少なくなります。

 3.石炭に含まれる灰分が多くなると、灰分が酸素と石炭との接触を阻害するなど、燃焼に悪影響を及ぼします。

 4.石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きくなります。
   1.でも説明したように水分や揮発分が時間の経過とともに失われ、固定炭素の割合が増えるためです。

 5.石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きくなります。

以上の説明により、選択肢1が誤っていることがわかります。

正答は「1」です。

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