二級ボイラー技士の過去問
平成31年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問21
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問題
二級ボイラー技士試験 平成31年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文中の内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
「燃料の[ A ]分析では、固体燃料を気乾試料にして、水分、灰分及び[ B ]の質量を測定し、残りを[ C ]とみなす。」
「燃料の[ A ]分析では、固体燃料を気乾試料にして、水分、灰分及び[ B ]の質量を測定し、残りを[ C ]とみなす。」
- A:元素 B:固定炭素 C:揮発分
- A:元素 B:揮発分 C:炭素分
- A:組成 B:揮発分 C:固定炭素
- A:工業 B:揮発分 C:固定炭素
- A:工業 B:固定炭素 C:揮発分
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この過去問の解説 (3件)
01
燃料の工業分析では、固体燃料を気乾試料にして、水分、灰分及び揮発分の質量を測定し、残りを固定炭素とみなします。
工業分析以外にも元素分析、成分分析があります。
元素分析は炭素、水素、窒素、硫黄を測定し、100(%)からそれらの差分を酸素の値とします。
成分分析は気体内にあるメタンやエタンなどの成分を測定します。
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02
固形燃料の工業分析は、固形燃料を一旦空気中で乾燥させた後、水分、灰分、揮発分を測定して、残りを固定炭素とみなす分析方法です。
これによって固形燃料の品位を知ることができます。
その他、固形燃料には元素分析と成分分析という分析方法もあります。
元素分析は固形燃料中の炭素、水素、窒素、硫黄を測定し、残りを酸素とみなす分析方法で、燃料中の成分組成を知ることができます。
この問題では固形燃料の工業分析について聞いているため、答えは「4」となります。
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03
燃料の工業分析では、固体燃料を気乾試料にして、水分、灰分及び揮発分の質量を測定し、残りを固定炭素とみなします。
また、固体燃料には元素分析法も使用されます。
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