二級ボイラー技士の過去問
令和2年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問30

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問題

二級ボイラー技士試験 令和2年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の(   )内に入れる A から C までの語句の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。

「( A )燃焼における( B )は、燃焼装置にて燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。また、( C )は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好に保ち、燃焼を完結させる。」
  • A:流動層     B:一次空気  C:二次空気
  • A:流動層     B:二次空気  C:一次空気
  • A:油・ガスだき  B:一次空気  C:二次空気
  • A:油・ガスだき  B:二次空気  C:一次空気
  • A:火格子     B:一次空気  C:二次空気

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は「3」です。

設問は、ボイラにおけるバーナでの燃焼を説明しております。

以下に説明します。

油及びガスだき燃焼における一次空気は、燃焼装置にて燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。また、二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好に保ち、燃焼を完結させる。

以上の説明により、A欄には「油・ガスだき」、B欄には「一次空気」、C欄には「二次空気」が入るため、選択肢3が正しい組合せであることがわかります。

正答は「3」です。

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02

正解は、3 です。

一次空気は、初期燃焼に使用される空気です。
二次空気は、一次空気による燃焼の後に加えられ
燃焼を完結させる空気の事をいいます。

流動層とは、燃焼用一次空気により砂などをバブリングさせた状態の層をいいます。

火格子とは、鉄製の「すのこ」や「穴あき板」の事です。
下部から燃焼用の一次空気を吹き込んで燃焼させます。
上記を勘案すると、正解は3になります。

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03

正解は「3」です。

まず、一次空気は初期燃焼のため、二次空気は燃焼を完結させるもの、というのはわかり易いですから、選択肢を1,3,5まで絞れると思います。

1.誤りです。

流動層燃焼方式とは、粒径1~5mmの石炭に砂、石灰石を混ぜて供給し、下から加圧空気を送り燃料などを流動させながら燃焼させる方式です。一次空気は下から送りこまれます

5.誤りです。

火格子燃焼とは、火格子のグリルの上に燃料をおいて燃焼させる方式で、一次空気は火格子の下方から送り込まれます。

よって、残る選択肢の「3」が正解になります。

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