二級ボイラー技士の過去問
令和2年4月公表
関係法令 問36
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問題
二級ボイラー技士試験 令和2年4月公表 関係法令 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文中の( )内に入れる A 及び B の数値の組合せとして、法令に定められているものは次のうちどれか。
「鋳鉄製温水ボイラー(小型ボイラーを除く。)で圧力が( A )MPa を超えるものには、温水温度が( B )℃ を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければならない。」
「鋳鉄製温水ボイラー(小型ボイラーを除く。)で圧力が( A )MPa を超えるものには、温水温度が( B )℃ を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければならない。」
- A:0.1 B:80
- A:0.2 B:100
- A:0.2 B:120
- A:0.3 B:120
- A:0.4 B:120
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この過去問の解説 (3件)
01
設問は、鋳鉄製温水ボイラの温水温度自動制御装置について問われています。
以下に、説明します。
ボイラー構造規格第98条には次のように記載されています。
「温水ボイラーで圧力が0.3MPaを超えるものには、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければならない。」
従って、A欄には「0.3」、B欄には「120」が入ることになります。
以上の説明から、選択肢4が正しい組合せであることがわかります。
正答は「4」です。
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02
正解は「4」です。
「鋳鉄製温水ボイラーで、圧力が0.3MPaを超えるものには、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置を設けなければならない。」
まず前提として、鋳鉄製温水ボイラーは、最高使用圧力0.5MPa以下でなくてはならない。かつ温水温度が120℃以下でなくてはならないという決まりがあります。(鋳鉄製の蒸気ボイラーの場合は最高使用圧力0.1MPa以下)
ですから、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置をつけることになります。
0.1MPa(1気圧)では沸点は100℃です。120℃を超える温水はできません。
0.2MPaでは沸点は120℃です。微妙なところですが、ぎりぎりセーフとしましょう。
0.3MPaでは沸点は133℃です。明らかに温水温度が120℃を超える可能性が大きく、法令ではこの値をとっています。
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03
鋳鉄製ボイラーの温水温度自動制御装置の規定です。
0.3Mpaを超えるものは、温水温度が120℃を超えないように温水温度自動制御装置
を設ける事という規定があります。
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