二級ボイラー技士の過去問 令和4年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問13
この過去問の解説 (3件)
【同一テーマでの出題回数】★★★(H27/4~R3/10)
【正解】正しい組み合わせは、4番です。
【ポイント&キーワード】
☛ボイラーに給水される水に起因して起こる不具合には、腐食・スラッジ発生・キャリアオーバーなどがあり、水質管理は日常業務では欠かせない日課とされています。
☛脱酸素剤は、ボイラー内部の腐食の原因となる溶存酸素を除去するため使われる薬剤です。使用される品種は限られており、代表的なのが「ヒドラジン」と「亜硫酸ナトリウム」ですが、安全性や取扱いの煩雑さから、代替品として開発されたのが「タンニン(タンニン酸塩)」です。
☛軟化剤は、ボイラーへの補給水処理で使用される薬剤で、イオン成分(カリウムやマグネシウムなど)の除去で行われる「軟化」に使用されるものです。具体的には、「りん酸ナトリウム」「炭酸ナトリウム」が使われています。
給水の薬剤に関する問題です。
誤りです。
リン酸ナトリウムは給水の水質の硬度の軟化に使用される薬剤です。
誤りです。
リン酸ナトリウムは給水の水質の硬度の軟化に使用される薬剤です。
誤りです。
炭酸ナトリウムは給水の水質の硬度の軟化に使用される薬剤です。
正しいです。
2つの薬剤ともボイラー水における溶存酸素を除去する効果があります。
誤りです。
2つの薬剤とも給水の水質の硬度の軟化に使用される薬剤です。
ボイラー水に添加する清缶剤についての問題です。
適切な薬剤を適量使用することによって、ボイラーの効率化や高寿命化に繋がるとても重要な項目です。
この問題では、ボイラー給水の脱酸素剤として使用される薬剤の組み合わせについての知識が問われています。
ボイラー給水の脱酸素処理は、ボイラー内部の腐食を防ぐために重要です。
ボイラー給水の脱酸素剤として使用される薬剤には、亜硫酸ナトリウム、タンニン、ヒドラジンなどがあります。
これらの薬剤はボイラー内部の腐食を防ぐために重要であり、適切な薬剤の選択が求められます。
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