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二級ボイラー技士の過去問 令和5年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問10

問題

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ボイラーのガラス水面計の機能試験を行う時期として、必要性の低い時期は次のうちどれか。
   1 .
ホーミングが生じたとき。
   2 .
水位が絶えず上下にかすかに動いているとき。
   3 .
ガラス管の取替えなどの補修を行ったとき。
   4 .
取扱い担当者が交替し、次の者が引き継いだとき。
   5 .
プライミングが生じたとき。
( 二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問10 )
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この過去問の解説 (2件)

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水面計の機能試験に関する問題です。

選択肢1. ホーミングが生じたとき。

必要性があります。

ホーミングはドラム内に泡が発生し、蒸気に水分が混入して運び出される現象です。

ボイラー水位に異常がみられる場合がある為、水面計で機能試験を行う必要があります。

選択肢2. 水位が絶えず上下にかすかに動いているとき。

必要性は低いです。

ボイラーの運転中は絶えず水位がかすかに上下しています。

正常な運転での反応の為、機能試験の必要性は低いです。

選択肢3. ガラス管の取替えなどの補修を行ったとき。

必要性があります。

部品の取替えや補修を行った時は正常に作動するのか、機能試験を行う必要があります。

選択肢4. 取扱い担当者が交替し、次の者が引き継いだとき。

必要があります。

改めてボイラー水位などに異常がないか、機能試験を行う必要があります。

選択肢5. プライミングが生じたとき。

必要があります。

プライミングは水面から激しく蒸発する蒸気とともに、ボイラー水が水滴となって運び出される現象です。

ボイラー水位に異常がみられる場合がある為、水面計で機能試験を行う必要があります。

まとめ

水面計はボイラーの水位を知ることのできるとても大切なツールです。

機能試験やメンテナンスに関してもしっかりと把握しておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
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この問題では、ボイラーのガラス水面計の機能試験を行うタイミングに関する判断が問われています。ガラス水面計はボイラーの水位を視覚的に確認するための重要な装置です。それでは、各選択肢の解説をしていきましょう。

選択肢1. ホーミングが生じたとき。

ホーミングは、ボイラー水に含まれる不純物が蒸気と共に持ち上げられて発生する現象です。この時、水面計の水位が不安定になるため、機能試験を行う必要があります。

選択肢2. 水位が絶えず上下にかすかに動いているとき。

この選択肢が正答です。ボイラーの運転中、水位が微妙に上下するのは一般的な現象であり、これ自体は機能試験を行う必要性が低い状況です。

選択肢3. ガラス管の取替えなどの補修を行ったとき。

補修作業後は、水面計の機能が正常に復帰しているか確認するために機能試験を行う必要があります。

選択肢4. 取扱い担当者が交替し、次の者が引き継いだとき。

新たな担当者が引き継ぐ際、水面計の正常な動作を確認するために機能試験を行うことが望ましいです。

選択肢5. プライミングが生じたとき。

プライミングは、ボイラー水が泡立ち、水位が不安定になる現象です。この場合も機能試験を行う必要があります。

まとめ

ボイラーのガラス水面計の機能試験は、水面計が正確に水位を表示しているかを確認するために重要です。異常な状況が発生した際やメンテナンス後、担当者の交替時には特に注意が必要です。一方で、水位が微妙に上下するのは通常の運転中によく見られる現象であり、これ自体は機能試験を行う必要性が低いと判断できます。

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