二級ボイラー技士の過去問
令和5年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問1

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問題

二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の(   )内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「燃料の工業分析では、( A )を気乾試料として、水分、灰分及び( B )を測定し、残りを( C )として質量(%)で表す。」
  • A:気体燃料  B:水素分   C:酸素分
  • A:気体燃料  B:揮発分   C:炭素分
  • A:固体燃料  B:揮発分   C:固定炭素
  • A:固体燃料  B:固定炭素  C:揮発分
  • A:液体燃料  B:硫黄    C:酸素

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この過去問の解説 (3件)

01

工業分析に関する問題です。

Aについては工業分析なので、「固体燃料」が入ります。

Bについては、「揮発分」が入ります。

揮発していく分も質量に含めなければいけません。

Cについては、「固定炭素」が入ります。

選択肢3. A:固体燃料  B:揮発分   C:固定炭素

正しい組み合わせです。

まとめ

ボイラー燃料としては液体燃料と気体燃料が主流になっていますが、固体燃料に関する出題も少なくないです。

しっかりと把握しておきましょう。

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02

この問題では、燃料の工業分析に関する知識が問われています。

工業分析は、燃料の成分を定量的に分析する方法で、特に固体燃料の分析に用いられます。

選択肢3. A:固体燃料  B:揮発分   C:固定炭素

A:固体燃料 B:揮発分 C:固定炭素

この組合せが正しいです。

燃料の工業分析では、固体燃料を気乾試料として、水分、灰分、揮発分を測定し、残りを固定炭素として質量(%)で表します。

まとめ

燃料の工業分析においては、固体燃料を対象に水分、灰分、揮発分の測定が行われ、残りが固定炭素として質量(%)で表されることを理解することが重要です。

これにより、燃料の特性や燃焼効率を理解することが可能となります。

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03

燃料の工業分析について問われています。

そもそも工業分析では気体燃料を気乾試料にする事はありません。

「固体燃料」「揮発分」「固定炭素」の3ワードを押さえておきましょう。

工業分析に関してはこれ以外は出題されにくいので、この3つの言葉が正解を導きます。

選択肢1. A:気体燃料  B:水素分   C:酸素分

全ての選択肢が誤りです。

工業分析では「固体燃料」「揮発分」「固定炭素」の3つと押さえておきましょう。

選択肢2. A:気体燃料  B:揮発分   C:炭素分

A・Cの選択肢が誤りです。

工業分析では「固体燃料」「揮発分」「固定炭素」の3つと押さえておきましょう。

選択肢3. A:固体燃料  B:揮発分   C:固定炭素

全て正しい記述です。

工業分析では、固定燃料の分析を行い、燃料の特性などを調べます。

工業分析では「固体燃料」「揮発分」「固定炭素」の3つと押さえておきましょう。

選択肢4. A:固体燃料  B:固定炭素  C:揮発分

この選択肢は非常に厄介です。

一応全てのワード自体は正しいのですが、順番が異なります。

水分や灰分、揮発分を測定し、残りを固定炭素。と一連の言葉の流れを理解しておきましょう。

選択肢5. A:液体燃料  B:硫黄    C:酸素

全ての選択肢が誤りです。

工業分析では「固体燃料」「揮発分」「固定炭素」の3つと押さえておきましょう。

まとめ

とにかく工業分析では「固体燃料」「揮発分」「固定炭素」の3つは暗記するしかないですが、このまま順番も含めて覚えておけば出題された時に対応できるので、しっかり覚えましょう。

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