二級ボイラー技士の過去問
令和5年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問2

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問題

二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の(   )内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。

「液体燃料を加熱すると( A )が発生し、これに小火炎を近づけると瞬間的に光を放って燃え始める。この光を放って燃える最低の温度を( B )という。」
  • A:酸素  B:引火点
  • A:酸素  B:発火温度
  • A:蒸気  B:発火温度
  • A:蒸気  B:引火点
  • A:水素  B:着火温度

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この過去問の解説 (3件)

01

燃焼に関する問題です。

A 蒸気

液体燃料は過熱することで蒸気が発生します。

B 引火点

小火炎という火種を近づけて燃焼しているので、「引火」という現象になります。

選択肢1. A:酸素  B:引火点

誤っています。

Aについては蒸気が発生します。

酸素は燃焼に必要な要素ですが、燃料から発生するものではありません。

Bについては正しいです。

選択肢2. A:酸素  B:発火温度

誤っています。

Aは誤りです。

Bについても誤りです。

「発火」や「着火」という現象は火種がない状態から燃焼が始まることをいいます。

選択肢3. A:蒸気  B:発火温度

誤っています。

Aについては正しいです。

Bは誤りです。

選択肢4. A:蒸気  B:引火点

正しい組み合わせです。

選択肢5. A:水素  B:着火温度

誤っています。

Aについては燃料にもよりますが、液体燃料を過熱しても水素は発生しません。

Bについては、「着火」という現象は火種が存在しません。

まとめ

燃焼という現象についての問題です。

各燃料状態における燃焼の仕組みをしっかりと把握しておきましょう。

参考になった数15

02

この問題では液体燃料の加熱について問われています。

引火点や発火点など聞いた事があっても、良く分からない言葉かもしれませんので、これを機会にしっかり理解しておきましょう。

 

A:「蒸気」

液体燃料を加熱しても酸素や水素は発生せず、蒸気が発生します。

 

B:「引火点」

火を点けて燃え始める最低温度を引火点と言います。

問題では問われていませんが、勝手に燃え出す最低温度を発火点と言います。

選択肢1. A:酸素  B:引火点

Bの引火点は正しいですが、Aの酸素は誤りです。

選択肢2. A:酸素  B:発火温度

A・B両方誤りです。

選択肢3. A:蒸気  B:発火温度

Aの蒸気は正しいですが、Bの発火温度は誤りです。

選択肢4. A:蒸気  B:引火点

両方正しい記述です。

選択肢5. A:水素  B:着火温度

A・B両方誤りです。

まとめ

危険物取扱者の資格を持っている方は簡単に感じるかもしれません。

今後受験されるつもりの方はこの問題は絶対に解けるようにしておきましょう。

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03

この問題では、液体燃料の加熱に関連する現象について理解することが重要です。

具体的には、液体燃料を加熱する際に発生するガスと、そのガスに点火するときの特定の温度に関する知識が求められています。

選択肢4. A:蒸気  B:引火点

A:蒸気 B:引火点

  • 液体燃料を加熱すると蒸気が発生し、この蒸気に小火炎を近づけると引火点と呼ばれる最低の温度で瞬間的に光を放って燃え始めます。

まとめ

液体燃料の加熱によって発生するガスの性質と、そのガスに点火した際の温度に関する正しい知識を理解することがこの問題の鍵です。

特に、蒸気の発生と引火点という用語の正確な理解が必要です。

参考になった数5