二級ボイラー技士の過去問
令和5年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問3
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問題
二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
重油の性質に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 重油の密度は、温度が上昇すると増加する。
B 流動点は、重油を冷却したときに流動状態を保つことのできる最低温度で、一般に温度は凝固点より2.5℃高い。
C 凝固点とは、油が低温になって凝固するときの最高温度をいう。
D 密度の小さい重油は、密度の大きい重油より単位質量当たりの発熱量が大きい。
A 重油の密度は、温度が上昇すると増加する。
B 流動点は、重油を冷却したときに流動状態を保つことのできる最低温度で、一般に温度は凝固点より2.5℃高い。
C 凝固点とは、油が低温になって凝固するときの最高温度をいう。
D 密度の小さい重油は、密度の大きい重油より単位質量当たりの発熱量が大きい。
- A,B,C
- A,D
- B,C
- B,C,D
- C,D
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この過去問の解説 (3件)
01
重油に関する問題です。
A 誤りです。
重油は過熱すると密度は減少します。粘度も低下し、さらさらになります。
B 正しいです。
重油を冷却したときに流動状態を保つことのできる最低温度を流動点といい、一般に温度は凝固点より2.5℃高いです。
C 正しいです。
凝固点とは、油が低温になって凝固するときの最高温度をいいます。
D 正しいです。
密度の小さい重油は不純物が少なく、粘度も低いA重油などがあります。
A重油は密度の高いC重油よりも単位質量当たりの発熱量は大きくなります。
正しい組み合わせです。
重油に関する問題はよく出題される傾向にあります。
重油の特性や種類をしっかりと把握しておきましょう。
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02
重油の性質について問われています。
重油の特性や特徴などは良く出題されるので、各選択肢の記述をしっかり理解しておく事が大切です。
A:誤りです。
重油は温度が上がると密度は減少します。
油と同じで温めると柔らかくなります。
B:正しいです。
流動点は「流動状態を保つことのできる最低温度」という事を押さえておきましょう。
「2.5℃」という数字は数字を変えて出題される事も考えられます。
C:正しいです。
D:正しいです。
いわゆる良く燃えるA重油を指します。
B・Cの記述は正しいですが、Aの記述が誤りです。
Dの記述は正しいですが、Aの記述が誤りです。
B・Cの記述は正しいですが、他にも正しい記述の選択肢があります。
全て正しい記述の組み合わせとなります。
C・Dの記述は正しいですが、他にも正しい記述があります。
危険物取扱者で出題される問題にやや酷似しています。
そのため、人によっては簡単に感じるかもしれませんが、重油についての問題はボイラーの試験では良く問われるので特性などは理解しておきましょう。
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03
この問題では、重油の物理的性質に関する正確な理解が求められています。
重油の密度、流動点、凝固点、および単位質量当たりの発熱量についての知識が重要です。
A:この文章は誤りです。
重油の密度は温度により変化し、温度が上昇すると減少します。
B:この文章は正しいです。
流動点は重油が流動状態を保持する最低温度を指し、凝固点よりわずかに高い温度です。
C:この文章は正しいです。凝固点は重油が固形化する最高温度を意味します。
D:この文章は正しいです。
一般に、重油の密度が小さいほど、単位質量当たりの発熱量が大きくなります。
重油の密度、流動点、凝固点、および発熱量に関する正しい理解が、この問題の解答を導く鍵です。
特に、温度が変化することによって生じる密度の変化や、流動点と凝固点の関係に注意が必要です。
また、重油の密度と発熱量の関係についても理解しておく必要があります。
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