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二級ボイラー技士の過去問 令和5年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問10

問題

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ボイラーの熱損失に関し、次のうち誤っているものはどれか。
   1 .
排ガス熱によるものがある。
   2 .
不完全燃焼ガスによるものがある。
   3 .
ボイラー周壁からの放散熱によるものがある。
   4 .
ドレンや吹出しによるものは含まれない。
   5 .
熱伝導率が小さく、かつ、一般に密度の小さい保温材を用いることにより熱損失を小さくできる。
( 二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問10 )
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この過去問の解説 (2件)

10

熱損失に関する問題です。

選択肢1. 排ガス熱によるものがある。

正しいです。

排ガス熱は大きな熱エネルギーを持っており、熱損失の大きな要因の一つです。

選択肢2. 不完全燃焼ガスによるものがある。

正しいです。

不完全燃焼ガスの存在は全ての燃料を熱エネルギーに変換できていないことを示唆しています。

選択肢3. ボイラー周壁からの放散熱によるものがある。

正しいです。

ボイラー周壁からの放射熱に関しても熱損失に含まれます。ボイラー内で生成された熱エネルギーが外に漏れてしまっているという認識です。

選択肢4. ドレンや吹出しによるものは含まれない。

誤っています。

ドレンや吹出しも熱損失に含まれます。ボイラーによって生成された熱エネルギーを両者とも含んでいるので、それを排出することは熱損失に繋がります。

選択肢5. 熱伝導率が小さく、かつ、一般に密度の小さい保温材を用いることにより熱損失を小さくできる。

正しいです。

熱伝導率が小さいということは熱を他に伝えにくいということです。そういった保温材の使用は熱をボイラーにとどめることができ、熱損失を小さくすることに繋がります。

まとめ

熱損失を最小限に留めるということはボイラー効率を維持する為にも、とても重要な事項になります。しっかりと把握しておきましょう。

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この問題では、ボイラーの熱損失に関する理解が求められています。ボイラーでは熱エネルギーの一部が様々な形で失われますが、それぞれの熱損失の特徴と発生原因を理解することが重要です。

選択肢1. 排ガス熱によるものがある。

この文章は正しいです。排ガス熱による損失は、ボイラーから排出される熱ガスに含まれる熱エネルギーが失われることを意味します。

選択肢2. 不完全燃焼ガスによるものがある。

この文章は正しいです。不完全燃焼により、燃料に含まれるエネルギーが充分に活用されず、排ガスとして失われます。

選択肢3. ボイラー周壁からの放散熱によるものがある。

この文章は正しいです。ボイラーの外壁から周囲への熱放散により、エネルギーが失われます。

選択肢4. ドレンや吹出しによるものは含まれない。

この文章は誤りです。ボイラーからのドレンや吹出しによって、ボイラー内の熱水や蒸気が排出されることで、熱エネルギーが失われます。これは熱損失の一形態です。

選択肢5. 熱伝導率が小さく、かつ、一般に密度の小さい保温材を用いることにより熱損失を小さくできる。

この文章は正しいです。適切な保温材の使用により、ボイラー周壁からの放散熱損失を減らすことが可能です。

まとめ

ボイラーの熱損失を理解し、それを最小限に抑えることは、エネルギー効率の向上と運転コスト削減に直結します。排ガス熱損失、不完全燃焼ガスによる損失、ボイラー周壁からの放散熱損失など、損失の発生原因を把握し、適切な対策を講じることが重要です。また、ドレンや吹出しによる熱損失も考慮する必要があります。

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