二級ボイラー技士の過去問
令和5年4月公表
関係法令 問2

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問題

二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 関係法令 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー(小型ボイラーを除く。)の定期自主検査における項目と点検事項との組合せとして、法令に定められていないものは次のうちどれか。
  • 圧力調節装置 ―――――――― 機能の異常の有無
  • ストレーナ ――――――――― つまり又は損傷の有無
  • 油加熱器及び燃料送給装置 ―― 保温の状態及び損傷の有無
  • バーナ ――――――――――― 汚れ又は損傷の有無
  • 煙道 ―――――――――――― 漏れその他の損傷の有無及び通風圧の異常の有無

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この過去問の解説 (3件)

01

ボイラーの自主点検項目に関する問題です。

選択肢1. 圧力調節装置 ―――――――― 機能の異常の有無

正しいです。

 

圧力調節装置は「自動制御装置」に含まれます。

選択肢2. ストレーナ ――――――――― つまり又は損傷の有無

正しいです。

 

記述の通り、ストレーナはつまり又は損傷の有無について点検をします。

選択肢3. 油加熱器及び燃料送給装置 ―― 保温の状態及び損傷の有無

誤っています。

 

油加熱器及び燃料送給装置については損傷の有無については点検項目ですが、保温の状態は点検項目ではありません。

選択肢4. バーナ ――――――――――― 汚れ又は損傷の有無

正しいです。

 

記述の通り、バーナの点検項目は汚れと損傷の有無についてになります。

選択肢5. 煙道 ―――――――――――― 漏れその他の損傷の有無及び通風圧の異常の有無

正しいです。

 

記述の通り、煙道の点検項目は漏れと損傷の有無に加えて、通風圧の異常の有無も含まれます。

まとめ

点検項目などは記憶するしかありません。

しっかりと把握しておきましょう。

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02

この問題では、ボイラーの定期自主検査における点検項目とそれに対応する点検事項の正確な知識が求められています。ボイラーの安全性と効率的な運用を保つために、法令に基づいた定期的な自主検査が必要です。それぞれの選択肢に関する点検事項を詳しく見ていきましょう。

選択肢1. 圧力調節装置 ―――――――― 機能の異常の有無

正しいです。圧力調節装置はボイラーの安全運用に不可欠であり、その機能の異常がないか定期的に検査する必要があります。

選択肢2. ストレーナ ――――――――― つまり又は損傷の有無

正しいです。ストレーナは異物の混入を防ぐためのもので、つまりや損傷がないか検査します。

選択肢3. 油加熱器及び燃料送給装置 ―― 保温の状態及び損傷の有無

誤りです。油加熱器及び燃料送給装置の点検事項は、損傷の有無です。保温の状態は法令に定められた点検事項ではありません。

選択肢4. バーナ ――――――――――― 汚れ又は損傷の有無

正しいです。バーナはボイラーの燃焼を効率よく行うための重要な部品であり、汚れや損傷がないか検査する必要があります。

選択肢5. 煙道 ―――――――――――― 漏れその他の損傷の有無及び通風圧の異常の有無

正しいです。煙道は排ガスの排出に関わる重要な部分であり、漏れや損傷、通風圧の異常がないか検査します。

まとめ

定期自主検査は、ボイラーの安全性と効率的な運用を保つために重要です。法令に基づいた点検項目を正確に理解し、適切な検査を行うことが求められます。特に、油加熱器及び燃料送給装置の点検事項については、損傷の有無に焦点を当てる必要があります。

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03

定期自主点検に関する問題です。

それぞれの定期自主点検の内容などをしっかり理解しておくことが大事な問題となります。

選択肢1. 圧力調節装置 ―――――――― 機能の異常の有無

正しい記述です。

この圧力調節装置は自動制御装置の項目となっており、機能の異常を確かめます。

選択肢2. ストレーナ ――――――――― つまり又は損傷の有無

正しい記述です。

このストレーナにつまりや損傷があると、不純物をしっかり除去できないので不具合につながります。

選択肢3. 油加熱器及び燃料送給装置 ―― 保温の状態及び損傷の有無

誤った記述です。

油加熱器及び燃料送給装置には損傷の有無の点検は含まれますが、保温の状態については特に点検の定めはありません。

選択肢4. バーナ ――――――――――― 汚れ又は損傷の有無

正しい記述です。

バーナに汚れや損傷があると、燃料に影響が発生し、適切な炎を作る事ができません。

選択肢5. 煙道 ―――――――――――― 漏れその他の損傷の有無及び通風圧の異常の有無

正しい記述です。

煙道に漏れや損傷があると、排ガスの漏れにつながります。

まとめ

定期点検については、むしろしっかり点検しないと問題がある内容も多いので、しっかり問題文を読んで解いていきましょう。

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