二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問8

この文章は正しいです。圧力計は通常、胴や蒸気ドラムの最も高い位置に取り付けられ、これにより正確な圧力測定が可能となります。

この文章は正しいです。圧力計のコックは、ハンドルが管軸と直角方向になったときに閉じるように設計されています。これにより操作性が向上します。

この文章は誤りです。圧力計と胴や蒸気ドラムとの間には、通常、オリフィスではなく水を入れたサイホン管などが取り付けられ、ブルドン管に蒸気が直接入らないようにします。

この文章は正しいです。ブルドン管圧力計では、圧力によってブルドン管が変形し、その変形が歯付扇形片を動かし、小歯車が回転して指針が圧力を示します。

この文章は正しいです。ブルドン管は、断面が扁平な管を円弧状に曲げて一端を固定し、他端を閉じた構造です。

正しい記述です。

基本的に圧力計は高い所に取り付ける事が一般的となっています。

正しい記述です。

「直角」が「水平」などと変えて出題される事もあるので、言い回しには注意して下さい。

誤った記述です。

「オリフィス」ではなく「サイホン管」となります。

サイホン管を取り付ける事で蒸気がブルドン管に入らないようにします。

正しい記述です。

この説明は圧力計の動きとして重要なのでしっかり覚えておいて下さい。

正しい記述です。

特殊な構造ですが、これにより圧力変化に対応できるようになっています。

適切

解説：圧力計は、ボイラーの最も高い位置に取り付けられることが多いです。

これは、最も正確な圧力測定値を得るためです。

適切

解説：この取り付け方は、操作性と安全性を考慮したものです。

ハンドルが直角方向になったときに閉じる設計は、使用者がコックの開閉状態を容易に識別できるようにするためです。

不適切

解説：通常、ブルドン管圧力計とボイラーの間にはオリフィスではなく、サイホン管や水封を設けて蒸気が直接ブルドン管に入らないようにします。

これは、高温の蒸気によってブルドン管が損傷するのを防ぐためです。

適切

解説：これはブルドン管圧力計の基本的な動作原理です。

圧力によってブルドン管が形状を変えることで、機械的な動きが生じ、これが指針の動きに変換されて圧力が表示されます。

適切

解説：ブルドン管の構造について正確に説明しています。

この特有の構造が、内部の圧力変化に応じて形状が変わることを可能にし、圧力測定を行う基礎となります。