二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
関係法令 問1
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問題
二級ボイラー技士試験 令和5年10月公表 関係法令 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
使用を廃止したボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)を再び設置する場合の手続きの順序として、法令の内容と一致するものは次のうちどれか。
ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
- 設置届 → 使用検査 → 落成検査
- 設置届 → 使用検査 → 性能検査
- 使用検査 → 構造検査 → 設置届
- 使用検査 → 設置届 → 落成検査
- 溶接検査 → 構造検査 → 落成検査
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この過去問の解説 (3件)
01
ボイラーの設置に関する手続きは、法令で定められており、特に使用を廃止したボイラーを再び設置する際の手続きの順序は重要です。
正解は使用検査 → 設置届 → 落成検査の順番です。
まず、使用検査が行われ、その後に設置届が提出され、最終的に落成検査が行われます。
この手続きは、ボイラーの安全性を確保し、法的要件を満たすために必要です。
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02
使用を廃止したボイラーを再び設置する場合の手続きですが、まずはしばらく使用していなかったものが再びしっかり使用出来るか検査する必要があります。そのため、最初は「使用検査」を行います。
「落成検査」は配管や設置場所、附属品の確認など最終的な確認の検査なので、順番では最後に行います。
したがって、この2点に注目して問題を解いていきます。
設置届を出す前に、まずは使用できるか確認する「使用検査」を実施する必要があるので、誤りです。
設置届を出す前に、使用できるか確認する「使用検査」を実施する必要があるので、誤りです。
性能検査は主に一定期間の使用に対して、基準が維持されているのを確認後、検査証を更新する検査です。
そのため、使用検査をしてからは、性能検査ではなく、まずは落成検査をする必要があります。
構造検査はボイラーを設置する時に行う検査ではなく、主に製造時に行う検査です。
問題では「使用を廃止したボイラー」とあるので、構造検査は行われません。
最初に使用検査を行い、設置届を提出し、最後に落成検査を行う流れは正しい手順となります。
溶接検査も構造検査同様、主にボイラーの製造時に行う検査となるので誤りです。
使用を廃止したボイラーの再設置に関わる手続きに関する問題は、最初に使用検査を行い、最後に落成検査の流れをしっかり覚えておけば、選択肢が絞れます。
更に、「使用検査」「設置届」「落成検査」以外の文面が出てきたら、全て誤りという事になるので、そちらも覚えておくといいでしょう。
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03
この問題は、使用を廃止したボイラーを再び設置する際の法令に基づいた手続きの順序についての理解を問います。
移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く場合における、設置に先立って必要な検査や届出に関する手順が焦点となっています。
誤り
解説:通常、設置届はボイラーの設置前や設置後の初期段階に提出されるものですが、使用検査が先行し、その結果に基づいて設置が正式に届け出られる流れは一般的ではありません。
誤り
解説:この順序では、性能検査が最後になっていますが、通常性能検査は設置前または設置直後に行われることが多く、この手続きの順序は典型的な流れとは異なります。
誤り
解説:構造検査が使用検査の後に行われ、その後で設置届が提出されるという流れは、標準的な手続きとしては一般的ではありません。
通常、設置届は検査前または検査の初期段階で提出されます。
正しい
解説:再び設置するボイラーに対して最初に使用検査を行い、その結果をもって設置届を提出し、最後に落成検査を受けるという流れは、ボイラーの再設置における適切な手順を示しています。
誤り
解説:溶接検査や構造検査はボイラーの設置または修理の過程で重要な検査ですが、この問題文が要求する「設置届」という手続きの中では直接触れられていません。
また、この順序が法令の内容と一致する設置手順としては特定されていません。
ボイラーを再び設置する際の手続きは、ボイラーの安全性と適法性を確保するために厳格に定められています。
手続きの正しい順序を理解することは、法的な要件を満たし、ボイラーの安全な運用を保証する上で不可欠です。
使用検査を通じてボイラーの初期状態を確認し、設置届を提出して法的な手続きを遵守し、最終的に落成検査でボイラーの設置完了を確認することが、適切な流れとされます。
このプロセスを通じて、ボイラーが安全基準に適合していることを確実にすることが目的です。
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